オリヴィア・ロドリゴの「ドライバーズ・ライセンス」がチャート上位に
ディズニープラス(Disney+)のオリジナルドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』で主人公のニニを演じるオリヴィア・ロドリゴが、1月8日にリリースしたデビュー・オリジナル・シングル「ドライバーズ・ライセンス(drivers license)」が米iTunesのシングルチャートでいきなりのトップ3に。これがきっかけで、オリヴィアは一躍2021年最も注目の新人アーティストとして音楽ファンの視線を独占する存在となっている。
リリース早々、iTunesで3位にランクインしたことに大興奮だったオリヴィアだけど、彼女にとっては、チャート上位に食い込んだことよりも嬉しい事が。
それは、「ドライバーズ・ライセンス」よりも上位にランクインした1位と2位の楽曲が、物心ついたときから憧れているシンガーのテイラー・スウィフトのものだったこと。
ガチの“スウィフティーズ(※)”であることを以前から公言しているオリヴィアは、それぞれテイラーの最新アルバム『エヴァーモア(Evermore)』のボーナストラックである、「イッツ・タイム・トゥー・ゴー(It’s Time to Go)」が1位、「ライト・ホウェア・ユー・レフト・ミー(Right where You Left Me)」が2位、それに次いで、自身の「ドライバーズ・ライセンス」が3位につけたランキングのスクリーンショットをSNSに投稿。
「アメリカのiTunesチャートでテイラーと並ぶことができるなんて。私、涙の水たまりの中にいるよ」と嬉しくて号泣する様子を伝えるコメントで喜びを表現した。
※テイラーのファンの愛称。「Swifties(スウィフティーズ)」
テイラーから「最高の褒め言葉」
すると、これにテイラー本人が反応!「さすが、私のベイビー。本当に誇りに思うよ」とコメントした。
テイラーがオリヴィアを「ベイビー」と呼び、“娘扱い”したのは、オリヴィアが以前から自身を慕っていることを知っており、さらに、2020年の12月13日の誕生日には、オリヴィアがテイラーの写真をインスタグラムに投稿し、「ハッピーバースデー、ママ」と、自分の音楽性や人生に大きな影響を与えてくれたテイラーを“母”と崇めて祝福していたから。
テイラーから「ベイビー」と呼ばれ、快挙を祝福されたオリヴィアは、「息するってどうやるんだっけ?」というコメントを添えて、「信じられない! これは私の高校生活最後の年のハイライトだよ」と大歓喜する動画を投稿していた。
テイラーが、オリヴィアに賛辞を送るのは今回が初めてではなく、オリヴィアが2020年4月にMTV主催のチャリティコンサート番組『AloneTogether Jam Session(アローン・トゥギャザー・ジャムセッション)』にリモート出演し、テイラーの楽曲「クルーエル・サマー(Cruel Summer)」の弾き語りカバーを披露した際には、「すごい才能」、「素晴らしい!」、「美しいパフォーマンスをありがとう」とオリヴィアの歌唱力を絶賛していた。
A GIFT FOR YOU @Olivia_Rodrigo sang @taylorswift13's "Cruel Summer" for our MTV #AloneTogether jam session!! #StayHome pic.twitter.com/VmY1hxgHl3
— MTV (@MTV) April 22, 2020
エモーショナルで美しいメロディや、失恋を断ち切ろうとするせつない歌詞が心に染みるオリヴィアの「ドライバーズ・ライセンス」は、1月9日付の米iTunesシングルチャートでは、堂々の1位に上り詰め、さらにアメリカ国内のSpotifyやApple Musicのシングルチャートでもトップに輝くという2021年最初のサプライズヒットに。ますますのブレイクが期待される“テイラー・チルドレン”のオリヴィアの今後に要注目。(フロントロウ編集部)