アリアナのグラフィカルな白アイラインメイク
圧倒的な歌唱力とキュートなルックスで日本でも高い人気を誇るシンガーのアリアナ・グランデ。そんなアリアナといえば、アイコニックなキャットアイメイクをはじめ、まつ毛の毛先にカラフルな花をのせた「フローラルアイラッシュ」、ヌード系のアイシャドウを使った「ヌードカットクリース」など、主張するアイメイクが得意。
しかも、取り入れたアイメイクは必ずと言っていいほどトレンド入りする、メイクのトレンドセッター的存在でもある。そんなアリアナが新たに取り入れて注目を集めているのが、通算6作目となるアルバム『Positions(ポジションズ)』の収録曲である「34+35」のミュージックビデオでお披露目した、白いアイライナーを大胆に取り入れたアイメイク。
白いアイラインを使用して、まるで目元から浮いているように見えるフローティングアイラインと、目のキワに引いた跳ね上げラインをつなげることで、グラフィカルでフューチャリスティックなムードに仕上がっている。
このアリアナの白アイラインメイクが、遊び心があってカワイイと瞬く間に話題になり、今回もトレンド入り。海外のYoutuberやインスタグラマーをはじめ、アリアナファンやメイク好きがこぞって取り入れている。
そんななか、アリアナの白アイラインメイクを実際に手掛けたメイクのプロが、このメイクを取り入れるときのコツを教えてくれた。
3種類のアイライナーを用意
メイクアップアーティストのマイケル・アンソニーは、「34+35」のミュージックビデオのメイクをはじめ、長年アリアナのメイクを担当。そんなマイケルは、自身もお気に入りのルックだと明かす今回の白アイラインメイクを美しくつくるためのコツについて、3種類のアイライナーを使用することだと米メディアByrdieで明かした。
最初に使用するのは、定番の黒のアイライナー。ミュージックビデオ撮影時のメイクについてマイケルは、「まず黒のアイラインを使って目のキワにキャットアイラインを引き、そのすぐ上から白いアイラインを引いて2重のアイラインにした」と説明。白だけでなく黒のアイラインも引くことで、目ヂカラをしっかり強調できるのだという。
次に使用するのが、ボディペイントなどで使用されるジャータイプのリキッドアイライナーの白。絵の具のようにしっかり発色してヨレにくいものを選ぶことで、撮影中ににじんだりくずれたりするのを防いだそう。マイケルは、「先端が平らになっているブラシを使って、事前に引いた黒のアイラインのすぐ上に白のアイラインを引くようにして」とアドバイス。
目元から浮いているようなフローティングアイラインも同じアイライナーを使って引き、くの字のようにつなげたらアリアナ風メイクの完成はもうすぐそこ。
最後に使用するのはペンシルタイプの白いアイライナー。マイケルいわく、形を整えたい部分や色が薄くなっている部分などをペンシルアイライナーでなぞることで、よりくっきりとしたキレイなアイラインに仕上がるそう。
アリアナ・グランデが「34+35」のミュージックビデオで披露した白アイラインメイク。気になる人は、プロのアドバイスを参考にぜひチャレンジしてみて。(フロントロウ編集部)