シンガーのザ・ウィークエンドが2022年に北米とヨーロッパを周わるツアーを行なうことを発表した。(フロントロウ編集部)

ザ・ウィークエンドがツアーを発表

 2021年第55回スーパーボウルにてハーフタイムショーを行なうのがザ・ウィークエンド。今年のスーパーボウルは、コロナ禍ということで、スタジアムの客数もかなり削減しており、いつもとは会場の雰囲気も全く違うけれど、ザ・ウィークエンドは録画ではなくスタジアムにて生でパフォーマンスを行なうと言われている。

 そんなザ・ウィークエンドがアルバム『After Hour(アフター・アワー)』を引っさげてワールドツアーを行なうことを発表。このツアーは1度延期され2021年に行なうと発表されていたけれど、まだ収束の気配が見えないためコロナ後を見越した2022年に再延期された。

  ザ・ウィークエンドが約1年後のツアーをなぜ今発表したかというと、ハーフタイムショーが絡んでいると考えられる。スーパーボウルは1億人前後が視聴することでアルバムやツアーチケットの売り上げが大幅にアップすると言われており、これまでハーフタイムショーを行なってきたアーティストはスーパーボウルの前後に大規模なツアーを発表し、大成功を収めている。

スーパーボウル出演後にワールドツアーを発表したレディー・ガガ。

 ザ・ウィークエンドはスーパーボウルで楽曲が注目され、アルバムが売れるということを見越し、スーパーボウルの2日前である2月5日にベストアルバム『ザ・ハイライツ』をリリース。そのため、今回このタイミングでツアーを発表したのも、スーパーボウルの“恩恵”を受けるためだと考えられる。

 ちなみにツアーは現段階で北米とヨーロッパしか日程は発表されていないものの、2022年には新型コロナウイルスの感染状況が今より落ち着いていることを見越してのツアー決定と思われるため、日本やアジアで公演を行なうという可能性もゼロではない。

(フロントロウ編集部)

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