ポスト・マローンが「呪いの箱事件」を振り返る
全身タトゥーだらけのインパクトのあるルックスとは裏腹に、親しみやすい愛されキャラで新たなファンを獲得しているラッパーのポスト・マローンが、数年前、「呪いの箱」が原因で不幸な出来事が立て続けに起こった時のことを、米人気トーク番組『Late Night with Seth Meyers(原題)』で語った。
「あの不気味な『呪いの箱』を開けたあと、交通事故にあったり、飛行機事故に巻き込まれそうになったり、家に強盗が入ったり、そんなようなことが続いて起こった。わずか1ヵ月のあいだにね。マジで超奇妙な出来事だったよ」
2018年8月、プライベートジェットのタイヤ2本が離陸時に破裂し、緊急着陸するというアクシデントに見舞われたポストは、その後、愛車のロールスロイスが大破する交通事故に巻き込まれ、さらにそれから数日後、ポストの“旧”自宅に武装した強盗が入ったという不吉なニュースが…。幸いどの事件&事故でもポストは無傷ですんだが、じつはその数ヵ月前に「呪いの箱」と呼ばれるいわくつきの品と接触していた。
大のオカルト好きで知られるポストは、同年6月、リアル・ゴーストハンターとして知られる、ザック・バガンズが米ラスベガスに所有するホーンテッド・ミュージアムを見学。そこで、ショーケースのなかに展示されていた「呪いの箱」を目にしたのだが、その裏でちょっとしたハプニングが起きていた。
これまで1度も「呪いの箱」に直接触れたこともなければ、触れようと思ったことさえもなかったというザックが、なぜかこの日は箱に触りたいという衝動に駆られ、ショーケースを取り払って箱にタッチ。ポストは箱に直接触れてはいないものの、箱に触ったザックの体に一瞬手を触れたため、“呪われてしまった”というのだ。
ただし、当のポストは元々こういった怪奇現象や超常現象が大好きというだけあって、この話をしている時も、呪いにかかったことを気味悪がっているというよりは、むしろおもしろがっている様子だった。
ちなみに、この「呪いの箱」は、不運が続いていることに恐怖を感じた当時の持ち主が、オークションサイト「イーベイ(eBay)」で2003年に売却。それから約14年の時を経て、2017年にザックが所有者となった。(フロントロウ編集部)