セレーナ・ゴメスがZoomを使ってやったこととは?
元ディズニー・チャンネル・スターで、シンガーや俳優、プロデューサーなどマルチに活躍する一方、昨年9月に自身肝いりのコスメブランド「Rare Beaty(レア・ビューティー)」を立ち上げるなど、新たな一面も開花させつつあるセレーナ・ゴメス。
そんなセレーナが、自身初のスペイン語楽曲によるEP『Revelación(リヴェラシオン)』に関する“あるヒミツ”を、YouTubeで配信されているVevo Footnotesのインタビューで明かした。
「プロセスに関して言うと、新型コロナウイルスの影響で、今回のEP(『Revelación』)のほぼ全編をZoomを使ってレコーディングしたの」
コロナ禍で全世界で利用者が増えているウェブ会議アプリのZoom(ズーム)の主な使用目的といえば、リモート会議やリモート飲み会、リモートインタビューといったものがほとんど。そのZoomでEPの収録曲のレコーディングを行なうなんて、なんともイマドキすぎる活用法。
セレーナによると、Zoomがベネズエラ人シンガーソングライターのエレナ・ローズとつないでくれたそうで、セレーナはエレナのことを「彼女は私の心とこのプロジェクトを通して伝えたかったことを心から理解してくれている、素晴らしいソングライターなの」と称えている。
ちなみに、Zoomを使って、実際にどのようにレコーディングを行なったのかは明かさなかったため、詳しい状況はわからないが、以前、再編版『ジャスティス・リーグ』の制作を進めるザック・スナイダー監督が、別の映画の撮影でイギリスに滞在中だった俳優エズラ・ミラーと、“Zoomを使って指示を出しながらリモート撮影を行なった”と言っていたので、恐らくセレーナもこれと似たような方法で曲を収録したものと思われる。
過去にはiPhoneでミュージックビデオを撮影
セレーナが最先端のテクノロジーをこういったかたちで自身の音楽活動に取り入れるのは、今回が初めてではなく、過去には当時発売されたばかりだったiPhone 11Proを使って、「Lose You To Love Me(ルーズ・ユー・トゥ・ラヴ・ミー)」と「Look At Her Now(ルック・アット・ハー・ナウ)」の2曲のミュージックビデオを撮影したことも。
iPhoneで撮影したミュージックビデオの仕上がりは、ご覧の通り見事なものだったが、果たして、Zoomを使ってレコーディングを行なった新作の出来栄えは? 先行シングルの「De Una Vez(デ・ウナ・ヴェス)」と「Baila Conmigo(バイラ・コンミーゴ)」の2曲を含むEP『Revelación』は3月12日(金)にリリース予定。(フロントロウ編集部)