※この記事にはメンタルヘルスの悩みに関する記述が含まれます。
ディクシー・ダミリオが誹謗中傷に悩まされていることを告白
4,800万人を超えるフォロワーを持つ人気TikTokerで、ワン・ダイレクションのリアム・ペインとコラボしたクリスマスシングル「Naughty List」をリリースするなどシンガーとしても活動しているディクシー・ダミリオ(19)が、妹で1億人を超えるフォロワーを持つナンバーワンTikTokerであるチャーリー・ダミリオ(16)と司会を務めているポッドキャスト『CHARLI AND DIXIE: 2 CHIX』で、誹謗中傷に悩まされていることを告白した。
2020年12月にデミ・ロヴァートが楽曲制作に参加した楽曲「Roommates」をリリースし、そのなかでメンタルヘルスや不安について歌っているディクシーは今回、「このところ、インターネット上での私の立場をめぐって、たくさんのヘイト発言が寄せられている」と打ち明け、「健康面に関することが原因で、私は感情が爆発してしまっているの」と、誹謗中傷が原因で感情面で不安定さを抱えていることを告白した。
「怒りや感情で爆発してしまっていて、他にも自分では制御できないようなことが身体に起きているから、考える前に言葉が出てしまってるの」とディクシーは現在の悩みを妹のチャーリーに打ち明けている。
ディクシーによれば、TikTokerとしてフォロワーたちを楽しませるために“偽りの自分”を演じてしまっていることが、誹謗中傷の標的とされてしまっている理由の1つだそうで、「私は本当の自分自身を見せようとしてる。それが人々が望んでいるものなんだけれど、私には無理なの」と、本当の自分を見せられていないことに葛藤を抱えていることを告白した。
「最近は、何をやっても罪悪感を感じる。『もし私がいなかったら、みんなには良いのかな』とも考えて号泣してしまった。同情とかを求めているわけではなくて、正直になろうとしているだけ。それが私の感じていること」と続けて語ったディクシーは、周囲の求めるものに応じられない焦りから、「時々、自分にはコントロールできないことだから、生きていることが申し訳なくなる」と、ツラい心境を打ち明けた。
ダミリオ姉妹がオンラインで寄せられる誹謗中傷に声をあげたのは今回が初めてではなく、妹のチャーリーは以前、自分の見た目に関して寄せられた誹謗中傷のコメントがきっかけで、TikTokを辞めようとしていた時期があったことを告白している。
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(フロントロウ編集部)