日本だけでなく欧米でも高い人気を誇るBTSのJ-HOPEが、シンガーのジャスティン・ビーバーの楽曲「Lonely」を聞いて歌詞の内容に強く共感したことを告白。(フロントロウ編集部)

ジャスティン・ビーバーの“孤独”にJ-HOPEが共感を覚える

 8月にリリースした「Dynamite(ダイナマイト)」が韓国出身アーティストとして初めて米Billboardの全米シングルチャートで首位を獲得した、BTS(防弾少年団)のメンバーでラップパート担当のJ-HOPEが、シンガーのジャスティン・ビーバーと敏腕プロデューサーのベニー・ブランコがタッグを組んだ楽曲「Lonely(ロンリー)」の歌詞に強く共感したことを、米Apple Musicのインタビューで明かした。

 10代前半でデビューして以来、音楽業界のトップを走り続けるジャスティンならではの孤独や苦悩について歌った「Lonely」の歌詞には、「もし欲しいものを全部手に入れても話す相手がいなかったら?/みんな僕のことを知ってるかもしれない/僕はすべてを手にした/でも誰にも僕の声は届かない/そんなの寂しすぎる」といった、胸を締め付けられるような言葉がずらっと並ぶ。

 今や韓国や日本といったアジアの国々だけでなく、欧米でもその存在を知らない人はいないほど有名になったBTSだが、有名になればなるほどプライベートがなくなるなど、その分、犠牲にしていることも多い。J-HOPEは、グループとして大成功を収めたことに対して「正直なところ、今は使命を果たすために生きているような気がする。僕の人生のモットーは、どんなことがあってもつねに感謝して、今を楽しむこと。そのために、運命を受け入れるようにしている」と言うと、こう続けた。

 「最近よくジャスティン・ビーバーの『Lonely』を聞いているんだけど、“人はみんな同じことを考えてる”と思わされる部分がたくさんあった。だからこそ、人生で耐えなきゃいけないことや背負っていくべきものを、自分自身でちゃんと認識するべきだと思った。それが僕たち全員にとってとても大切なことだと感じたよ」

画像: ジャスティン・ビーバーの“孤独”にJ-HOPEが共感を覚える

 ただし、ジャスティンの場合は、すべてひとりで背負っていかなければならなかったが、BTSにはメンバーという仲間がいる。

 以前、BTSと同じくボーイズグループとして大成功を収めた、ワン・ダイレクションのナイル・ホーランが、「僕たちは仲間がいてラッキーだった。ジャスティンにはマネージャーとボディガードしかいなかったけど、僕たちにはマネージャーとボディガードのほかに、何もかも共有できるメンバーという仲間がいた。だから、そういう意味でジャスティンに対してつねに同情していたんだ」と語っていたことがあったが、BTSもメンバーの存在を“心強い”と思っているそうで、RMは「少なくとも僕のそばには完ぺきではないけど理解者が6人いるし、この6人がいてくれて本当に良かった」と感謝の言葉を口にしている。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.