更新(2021年2月26日)
エマ引退のウワサが加速するなか、エマのマネージャーを務めるユナイテッド・エンターテイメント社のジェイソン・ワインバーグ氏が引退説を否定。
「エマのSNSアカウントは休止中ですが、エマのキャリア自体はそうではありません」と米Entertainment Weeklyを通じてコメントした。
ということで、エマが俳優業を引退してしまうという心配はファンたちの取り越し苦労だったよう。
エマ・ワトソンに「引退」のウワサ
映画『ハリー・ポッター』シリーズでハーマイオニー・グレンジャーを演じて一躍ブレイクし、近年では、ディズニーの実写映画『美女と野獣』への主演やアカデミー賞ノミネート作『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』でのバイプレイヤーぶりが光っていたエマ・ワトソンが俳優業から退く可能性があるというウワサが浮上している。
2018年の10月から11月にかけて撮影が行なわれた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』以降、新作に出演していないエマ。
そんな彼女が、このまま引退してしまうのではないかという疑念を海外メディアやファンたちに抱かせているのは、エマのエージェント(※)が英Daily Mailのコラムニスト、シャーロット・グリフィス氏に語ったという、エマは「(活動)休止中です」という発言。
※クライアント(=役者やアーティスト)のために仕事を探し、金銭上の契約を結ぶ代理人
エージェントは、エマは現在「新たな仕事の契約を受け付けていない」とも話したと、グリフィス氏は綴っている。
恋人との結婚が影響?
ある情報筋は、グリフィスに「エマは姿をくらましています。レオと身を固めることを考えているんです。彼らはできるだけ世間の視線を浴びないようにしています。エマは家族を築きたいと考えているのかもしれませんね」とコメントしており、エマがスポットライトから身を引いて、このまま家族との生活を楽しむのではないかと示唆。
“レオ”とは、エマが約1年半前から交際しているビジネスマンのレオ・トビンソンのこと。
新型コロナ禍でデートをする姿が何度か見かけられたエマとレオは、2021年2月上旬に“プレバレンタイン休暇”に出かけたメキシコから戻ってきた様子が目撃されたばかり。その際、エマの左手薬指に見慣れない指輪が光っていたことから、婚約説がささやかれている。
インスタグラムのプロフィール欄に注目
エージェントによる「活動休止」発言のほかにも、エマが表舞台から身を引いていることがわかるヒントがある。それが、2020年の6月以降、ピタリと更新がストップしているエマのインスタグラムアカウント。
プロフィール欄には、「エマの公式インスタグラムページは現在休止中で、更新されていません」とのメッセージが表示されている。
もちろん、エージェントの発言やインスタグラムの記述の通り、エマは“一時的に”活動を休止しているというだけで、時期が来たら復帰する可能性も十分にある。
しかし、もともとプライベートを自ら公にするタイプではないエマは、「私の人生の物語はもうずっと世間の人々の興味の対象になってきた。だからこそ、私はプライベートを守ることにすごく一生懸命になっている」と語り、幼い頃から私生活が好奇の目に晒されてきたことに少し疲れてしまっている様子を2017年の英Interviewとのインタビューで垣間見せていた。
それだけに、ファンたちは「今後、もうエマの演技を見られる機会はないのではないか」と不安を募らせている。
どんな事情があったかは未だに不明だが、エマは『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』が公開された2019年、同作のワールドプレミアには出席したものの、ほかのキャストが総動員されたそれ以降のプロモーションを全パスするというめずらしい行動が注目を集めた。
俳優業以外にも、女性の人権向上や人種差別撤廃運動といった社会問題の改善に向けた活動にも身を捧げてきたエマ。2020年6月には、グッチ(Gucci)やサンローラン(Saint Laurent)、バレンシアガ(Balenciaga)といった世界的なラグジュアリーブランドを傘下に持つケリングの取締役に就任することが発表されたが、俳優活動の休止期間中は、もしかしたら、それらの任務に注力しているのかもしれない。
引退のウワサに関して、エマやエマの代理人からは公式声明などは出されていない。(フロントロウ編集部)