ディズニー・チャンネルのテレビドラマシリーズ『シェキラ!』がきっかけでブレイクを果たしたベラ・ソーンが、ディズニースターとしてのイメージを払拭できたことで、より自分らしくなることができたと語った。(フロントロウ編集部)

ディズニー・チャンネル『シェキラ!』でブレイクしたベラ・ソーン

 アメリカで2010年~2013年まで放送されたディズニー・チャンネルのティーン向けテレビドラマシリーズ『シェキラ!』で、ゼンデイヤと共にW主演を務め、ブレイクしたベラ・ソーン

画像: ディズニー・チャンネル『シェキラ!』でブレイクしたベラ・ソーン

 シンガーとして2月19日に最新シングル「Shake It」をリリースしたベラは現在、18禁サイトであるOnlyFansでセクシーなコンテンツを配信したり、2019年には、初監督作となるポルノ映画『ハー&ヒム(Her & Him)』で世界最大のポルノサイトPornhubが主催するポーンハブ・アワード・ショー(Pornhub Awards Show)にて監督賞に値するビジョン・アワードを受賞したりと、幅広い分野で活動中。

ダヴ・キャメロンを引き合いに出して子役の苦労を語る

 現在は自分の好きな様々なことに挑戦して、伸び伸びと活動しているベラは今回、米The Hollywood Reporterとのインタビューに応じて、ディズニー・チャンネルに出演したことで、そのイメージが卒業してからも続くことの苦労について語った。

画像: 2012年、ディズニー・チャンネルが企画したダンス大会「Make Your Mark: Shake It Up Dance Off」に出席したベラ。

2012年、ディズニー・チャンネルが企画したダンス大会「Make Your Mark: Shake It Up Dance Off」に出席したベラ。

 「ディズニーの子役たちのことは誰も十分に認めていないと思う」とベラはインタビューのなかでディズニー出身の子役たちが抱えている苦労について語っている。

 その理由について、ベラは「例えば、ほら、ダヴ・キャメロンは私が知っているなかで最も働き者な1人で、彼女は素晴らしい女優。だけど人々は、『彼女はディズニー出身だ』っていまだに言いたがるでしょ」と、ディズニー・チャンネルのテレビ映画『ディセンダント』シリーズで知られるダヴ・キャメロンを引き合いに出しながら説明。

 「『X』の刻印を付けられるようなもので、そこから抜け出さないといけないの」と続けて語り、ディズニー・チャンネルに出演したイメージは、卒業してからもなかなか拭えないものになっていると指摘した。

画像: ダヴ・キャメロンを引き合いに出して子役の苦労を語る

ファンとより繋がりを持てるようになったとベラ

 ここ数年の間に、全性愛を意味するパンセクシャルであることを打ち明けたり、執筆した著書『The Life of a Wannabe Mogul: Mental Disarray(ザ・ライフ・オブ・ア・ワナビー・モーグル:メンタル・ディスアレイ)』のなかで性的な嫌がらせを受けた過去について打ち明けたりと、自分自身について赤裸々に語ってきたベラは、「リアルな話や、リアルなことについて話をするということ。私は、それこそが自分のイメージより大事だと思ってる。ディズニーのイメージは重要じゃないの」と米Foxに対して語っている。

 現在では、より自分らしい活動をできていることで、ファンからの声のかけられ方も変化しているといい、「私の人生はたくさんの素晴らしい意味で変化した。今では、ファンが私のところに来てくれた時に、必ずしも『あなたのこの映画やあの映画が大好きです』って言われるのではなく、『最高です。あなたの本を読んで、落ち込んでいた時にすごく共感しました』って言ってもらえるの」とベラ。

画像: ファンとより繋がりを持てるようになったとベラ

 「自分たちの経験を話してくれて、それで、繋がりが生まれる。大抵は少しだけ一緒に泣いて、それからハグをする。ほんのおかげでそうした美しい瞬間が生まれて、私にとっての居場所になってくれるの」とベラは続けて語り、自分自身を正直に打ち明けたことで、ファンとより深い繋がりを持てるようになったと振り返った。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.