フライドチキンを食べた客が「異物混入」を指摘
イギリスのケンタッキーフライドチキン（KFC）で、企業名にも入っている超人気商品のフライドチキンを購入した女性客が、自身が口にしたフライドチキンのなかに「脳みそのような物体が混ざっていた」と驚きのクレームを入れた。
英MyLondonにこの女性が語った話によると、買ってきたフライドチキンを口にしてすぐ「おかしな味がする」と感じ、口から出して中身を確認したところ、肉にまざって「脳みそのような物体」が出てきたという。
その“謎の物体”を見た瞬間、パニックに陥ったという女性だったが、ふと我に返り、証拠を残すために写真を撮影（※写真はこちらのサイトからご覧頂けます）。後日、この時撮影した写真とともに自身の身に起こった出来事を綴ってSNSに投稿した。
女性の投稿は瞬く間に拡散され、同様の経験をしたことがあるという人たちから、「まったく
同じものが入ってたことがある」「自分は食べてしまって気分が悪くなった」など共感する声が殺到。あまりの反響ぶりに目をつけたMyLondonの記者が英KFCに問い合わせをしたところ、KFC側から返ってきたのは予想外の答えだった。
KFCから返ってきたまさかの答え
「見た目は悪いですが、私たちには鶏肉の自然な一部に見えます。新鮮な鶏肉を扱っていると、このようなことが起こることがあります」
女性を慄かせた「脳みそのような物体」の正体について、KFC側は「鶏肉の自然な一部」で、人体にまったく無害なものだと説明。しかし、その事実を知らずに食べてしまった人からすれば、「（問題の物体は）言うまでもなく食欲をそそるものではなく、入っているべきものでもないので、お客様と直接連絡を取って正しい対応をします」としている。
そういえば、以前、イギリスのマクドナルドでチーズに衣をつけて揚げたメルトチーズフライを注文した客が、「一緒にフライにされた蜘蛛（クモ）が混ざってた」とクレームを入れたところ、マクドナルド側から「写真を見るかぎり、商品の一部が焦げてしまっただけだと思います」という答えが返ってきたという出来事もあった。
もちろん、実際に異物が混入していて大事に至ったケースもあるので、すベてが言いがかりというわけでないが、今回のような勘違いは比較的あるあるのよう。（フロントロウ編集部）
