自分は「おバカなブロンド」ではないとパリス
ヒルトン・ホテルの創設者コンラッド・ヒルトンの曽孫娘で、“元祖リアリティスター”や“元祖お騒がせセレブ”として知られるパリス・ヒルトン(40)。
2000年代に放送されたリアリティ番組『シンプル・ライフ』でブレイクを果たしたパリスは、ミュージシャンやDJとして活動したり、実業家として香水のプロデュースを手掛けてきたりと、多岐にわたる分野で成功を収めてきたものの、その派手なイメージや、裕福な家庭に生まれたという事実から、一部の人々からは、“成功できたのは裕福だったおかげ”だというイメージを向けられることも。
また、パリスはずっとブロンドの髪をしているのだけれど、英語圏では「dumb blonde(おバカなブロンド)」というスラングがあるように、「金髪の女性=抜けているところがある」というステレオタイプが存在する。
パリスは以前、そうした自身のイメージについて、「リアルな私は、本当は立派な人間。おバカなブロンドではないの。そういうフリをするのがすごく上手っていうだけでね」と、あくまでもおバカなブロンドを演じてきたに過ぎず、「(演じてきた)キャラクターについていえば、ブロンドで、派手で、抜けているバービー人形のような感じだけど、私自身は正反対なの」と、実際の自分自身は世間のイメージとは異なると語っていた。
世間からのイメージについて改めてコメント
今回、パリスは伊L’OFFICIELとのインタビューに応じて、自身についての世間からのそうしたイメージについて改めてコメント。“常に世間において議論の的となってきたが、そのことについてはどう思っているか”という質問に対し、「たくさんの先入観を持たれていると思う」とした上で、自分が感じている世間からのイメージについて、次のように説明した。
「由緒ある名字を持つ家庭に生まれたことで、多くの人は私がそれを当然のことと思っているだとか、もしくは甘やかされて育ったとか、常に食事が準備されていて、人生で一度も仕事をしたことがないと思っているんだと思う」
そうした自身のイメージについて、「それは現実とはかけ離れた意見」とした上で、「私は一生懸命取り組んできたし、自分が他の人たちとは違うって思いながら振る舞ったことはない」と、実際には自分が特別だと思ったことはなく、懸命に努力してきたとパリス。
「『シンプルライフ』で私を観た人たちは、それが実生活での私だと感じると思うけど、あれは役なの」と、番組でのイメージはあくまでも役としての振る舞いだと改めて明言した上で、「私は賢い。馬鹿なブロンドではなくて、そのフリをするのがうまいっていうだけ」と強調した。
そんなパリスは先日、2019年春頃から交際している恋人で実業家のカーター・リウムと、自身にとっては4度目となる婚約をしたことを発表。体外受精による妊娠を目指していることも明かしている。(フロントロウ編集部)