音楽団体IFPI(国際レコード連盟)が2020年に世界で最も売り上げたアーティスト10組のランキングを発表した。(フロントロウ編集部)

2020年に世界で最も売り上げたのは BTS

 イギリスを拠点にする国際的な音楽業界の団体であるIFPI(国際レコード連盟)が2020年に世界で最も売り上げたアーティスト10組のランキングを発表。1位に輝いたのは、「Dynamite」と「Life Goes On」、ジョーシュ685とジェイソン・デルーロとの「Savage Love」リミックスの3曲を全米シングルチャートの首位を送り込むなど世界的に活躍したBTS。

 2018年には2位に、2019年には7位にランクインしていたBTSがこのランキングで首位を獲得するのは初となっていて、アジア出身のアーティストとしても初めてという快挙を達成した。

画像: 2020年に世界で最も売り上げたのは BTS

トップ10のアーティストを紹介

 2020年の2位にランクインしたのは、7月に通算8作目となる『フォークロア』を、12月に9作目となる『エヴァーモア』をそれぞれサプライズでリリースしたテイラー・スウィフト。テイラーは2019年の同ランキングで最も売れたアーティストとなっていて、2年連続で高い順位にランクインした。

 また、3位には、2020年にスポティファイにおいて最も再生されたアーティストの2位に輝いたドレイクがランクインしたほか、4位には2020年3月に最新スタジオアルバム『アフター・アワーズ』をリリースしたザ・ウィークエンドがランクインした。

 トップ10のランキングは以下の通り。

1位:BTS
2位:テイラー・スウィフト
3位:ドレイク
4位:ザ・ウィークエンド
5位:ビリー・アイリッシュ
6位:エミネム
7位:ポスト・マローン
8位:アリアナ・グランデ
9位:ジュース・ワールド
10位:ジャスティン・ビーバー

画像: www.ifpi.org
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 5位には、2020年に映画『007』シリーズの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌「No Time To Die」、「My Future」、「Therefore I Am」の3曲のシングルをリリースしたビリー・アイリッシュが、アルバムはリリースしていないにもかかわらずランクイン。すっかり世界を代表するスターの1人となったことを示す結果に。

 また、6位には1月に『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ』を、12月に『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ – サイド B』をサプライズでリリースしたエミネムが、7位にはアルバムはリリースしなかったポスト・マローンがランクイン。また、ジャスティン・ビーバーとの「Stuck with U」、レディー・ガガとの「Rain On Me」、アルバム『ポジションズ』に収録された「positions」の3曲で全米1位を獲得したアリアナ・グランデは8位にランクインした。

 9位には、2019年12月に亡くなったジュース・ワールドが、10位にはアリアナとの「Stuck with U」やチャンス・ザ・ラッパーとの「Holy」、「Lonely」といったシングルをリリースしたジャスティン・ビーバーがランクインするという結果となった。(フロントロウ編集部)

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