ジャスティン・ビーバーの大ファンで知られるビリー・アイリッシュが、憧れのジャスティンから送られてきたメールを読んで思わず涙。そこには一体なんと書かれていた?(フロントロウ編集部)

ビリー・アイリッシュが“憧れの人”からのメールに涙

 “ティーンのカリスマ”として知られ、弱冠18歳(当時)にして、2020年のグラミー賞で女性アーティストとして史上初めて主要4部門を制覇したビリー・アイリッシュが、憧れのジャスティン・ビーバーから送られてきたメールを読んで、感動のあまり思わず涙するシーンがApple TV+で配信されているドキュメンタリー番組『ビリー・アイリッシュ: 世界は少しぼやけている』で映し出された。

 ご存じの方も多いと思うが、ビリーは、これまで幾度にもわたって“ビリーバー”(※)であることを公言してきた筋金入りのジャスティンファンで知られる。そんなビリーがジャスティンと初対面を果たしたのは、2019年4月に開催されたアメリカ最大級の音楽フェス、コーチェラ・ミュージック・フェスティバル(以下コーチェラ)。どちらかというとクールなイメージのビリーが、生ジャスティンを前に照れまくる姿が大きな話題となった。
※ジャスティンのファンの愛称。

画像: コーチェラで初対面を果たした時に撮影したツーショット。 ©︎Justin Bieber/Instagram

コーチェラで初対面を果たした時に撮影したツーショット。
©︎Justin Bieber/Instagram

 じつは、コーチェラでの初対面後、ビリーがジャスティンからメールを受け取っていたことが『ビリー・アイリッシュ: 世界は少しぼやけている』のなかで明らかに。そのメールにはこんなことが書かれていた。

 「僕がみんなにとってどんな存在なのか、今晩のような出来事が思い出させてくれる。君の愛に感動した。君は特別な存在だ。才能に関係なく、君という人間が特別なんだ。これだけは覚えておいて。僕は君が醸し出すオーラと存在感に感銘を受けた。君は重い使命を背負っている。君はみんなのアイドルだ。これからの成長が楽しみでならない。君は“特別”を超えている。今夜はありがとう。(今日のことは)僕にとっても、君と同じくらい意味のあるものだった。あと、もうひとつ伝えたいことがある。これは僕にとってまさに昨日のことのように感じられる。ほんのちょっと前まで僕は15歳で『One Time(ワン・タイム)』を歌っていた。それが今や25歳であれから10年の月日が過ぎた。ここまでくるのはあっという間だった。だから、1分1秒、すべての出来事を楽しんで。すべてを受け入れて、自分は偉大だと信じて。でも、誰よりも偉大だと思ったらダメだよ」

画像: 『ビリー・アイリッシュ: 世界は少しぼやけている』より。

『ビリー・アイリッシュ: 世界は少しぼやけている』より。

 大好きなジャスティンと会えただけで“満足”といった様子のビリーだったが、そのあとに待ち受けていたサプライズのメールに思わず涙。途中、上を向いて涙をこらえるような動作をしたあと、涙で濡れた目元を手でぬぐった。

先輩としてビリーを心から心配するジャスティン

 以前、米Apple Musicのインタビューを受けたジャスティンは、自身と同じく若くして成功を収めたビリーについて、周りからのプレッシャーやアンチと呼ばれる人たちからの誹謗中傷によって、いつか潰れてしまうのではないかと、心の底から心配していることを告白。

 「若くして業界に入って、右も左も分からない状況だったのは、僕にとってつらいことだった。みんな、僕のことが大好きだって言ってたのに、次の瞬間には背を向けられた。なかなか難しい世界なんだ。だから、彼女には僕はいつでも味方だって知っていて欲しい」と言うと、続けて「彼女には(正気を)失って欲しくないし、僕が経験したような目には遭って欲しくない。誰にもあんな経験はして欲しくない。だからもし彼女が必要なら、僕に電話して欲しい」と、ビリーが望むならいつでも力になると熱く語っていた。

ジャスティンのポスターが貼られた部屋でポーズを取る若かりし頃のビリー。

 ビリーのことを思うあまり、涙をぬぐう場面もあった例のインタビューについて、事前にジャスティンから電話で知らされていたというビリーは、ジャスティン本人から感情が高ぶって涙したことを聞かされるも、「ウソでしょ!?(自分のことで)彼が泣くわけがない」と半信半疑だったそう。

 しかし、解禁されたインタビューを見て、実際にジャスティンが涙する姿を目にした瞬間、思わずもらい泣きしてしまったそうで、「母と一緒に泣いちゃった。父も泣いてたんだから。父は泣くような人じゃないの。(何があっても心を動かされることがない)石みたいな男なのに(笑)」と、普段は絶対に泣かないという父までもが涙したことを“暴露”している。(フロントロウ編集部)

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