ヤングブラッドが憧れを公言しているアヴリル・ラヴィーンと共演して、アヴリルの代表曲「I'm With You」のデュエットを披露した。(フロントロウ編集部)

アヴリルへの憧れを公言しているヤングブラッド

 2020年12月にリリースしたセカンドアルバム『ウィアード!』のプロモーションのため、昨年9月に英BBCラジオの『ライブ・ラウンジ(Live Lounge)』に出演したヤングブラッドは、番組の恒例となっている他のアーティストの楽曲のカバーを披露した際、テイラー・スウィフトの「Cardigan」とアヴリル・ラヴィーンの「I'm With You」の見事なマッシュアップをパフォーマンスして、話題になった。

 このパフォーマンスにはカバーされた本人たちも反応を示しており、テイラーは「これを見て息をのんだ。『Cardigan』とアヴリル・ラヴィーンの素晴らしい『I'm With You』が合わさったものが聴けて光栄に思う。素晴らしいし、ヤングブラッドに感謝する」とツイートして、ヤングブラッドに賛辞を送ったほか、アヴリルも、自身のインスタグラムにヤングブラッドが歌っている写真にハートマークをつけて投稿した。

 ヤングブラッドは昨年、マッシュアップを披露した理由について、「アヴリルのことがずっと好きだったから、アヴリルを演奏したいと思ったんだ。それに、テイラーの新作(『フォークロア』)も最高だったからさ。ボン・イヴェールとやった曲(「exile」)は素晴らしいよね、驚いたよ。予想外だったけど、今の世界情勢を考えると、すごく必要とされているものだと思った。それで、どうにか2曲を組み合わせられないかって考えたんだ。2つの時代を代表するような曲たちをね」とフロントロウ編集部とのインタビューで語り、ずっとアヴリルのファンだったことを明かした。

アヴリルとのデュエットが実現

 そんなヤングブラッドは英現地時間3月11日、「The Yungblud Show – One Year Anniversary」と銘打ったオンラインライブを配信。これは、ヤングブラッドがYouTubeで番組「The Yungblud Show」をスタートさせてから1周年を記念したライブイベントとなっていて、コラボ曲をリリースしているマシン・ガン・ケリーや、モトリー・クルーのドラマーであるトミー・リー、そしてアヴリル・ラヴィーンらがゲストで出演した。

 およそ50分にわたって行なわれたオンラインライブでは、最新作『ウィアード!』の楽曲などが披露されたほか、ゲストたちとのコラボパフォーマンスもあり、アヴリルとヤングブラッドによるデュエットも実現。ヤングブラッドは、「これを言えることが信じられない。エモ・クイーン、俺はこの瞬間を待っていた。アヴリル・ラヴィーンが一緒に『I'm With You』を歌ってくれるんだ」とアヴリルを紹介した後で、昨年に『ライブ・ラウンジ(Live Lounge)』でもカバーしたアヴリルの代表曲の1つ「I'm With You」を共にパフォーマンスした。

 パフォーマンスの模様はこちら。

 オンラインライブの配信に先駆け、ヤングブラッドはSNSにアヴリルと撮った写真を投稿していて、ヤングブラッドにとって、いかにアヴリルと共演できたことが嬉しかったかが伝わってくるものになっている。

(フロントロウ編集部)

 

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