スケジュールに大きな変更があった『ザ・バットマン』
マット・リーヴス監督が手掛け、ロバート・パティンソンがバットマンを演じるDCコミックス映画『ザ・バットマン』の撮影が終了!
『ザ・バットマン』の撮影は、2020年初頭にイギリスで開始されるも、新型コロナウイルスの影響で約半年の撮影休止となり、9月に撮影再開となった2日後に、ロバートと予想される人物が新型コロナウイルスに感染し、ふたたび撮影が中断。11月にも、スタントダブルの1人が感染し、10人からなるチームが1つ、撮影から数週間抜けるなど、様々なトラブルを経験しながら進んでいた。
しかしその間にも、イギリスやアメリカで、多くのバイクや車を使ったアクションシーンや、スタントダブルによるバットマンやキャットウーマンのアクションシーンなどが目撃されたり、さらには、一から建設されたゴッサムシティが上空から確認されたりと、ファンの期待はうなぎのぼりに。
予定されている2022年3月の公開がさらに延期されないように、撮影が滞りなく進むことが願われてきたけれど、ついに、ポストプロダクションに入るよう!
『ザ・バットマン』無事に撮影終了!
リーヴス監督は、撮影に使用していた備品を片付けた写真に、「最後の日」とキャプションをつけて、撮影完了を報告した。また、キャットウーマンを演じるゾーイ・クラヴィッツも、監督の投稿をシェアしていた。
そして、本作でゴッサム市警のジェームズ・ゴードンを演じるジェフリー・ライトは、1枚のファンアートとともに、こんなコメントを残した。
「ゴードンも去る。…今のところは」
今のところは、という言葉には、『ザ・バットマン』に続編の可能性があることを匂わせる。一方で、『ザ・バットマン』はスピンオフドラマの制作も決定しており、この作品ではゴッサム市警がメインになることから、ジェフリーがこちらに出演する可能性もある。
『ザ・バットマン』には、ロバートやゾーイ、ジェフリーの他にも、ペンギン役でコリン・ファレル、アルフレッド役でアンディ・サーキス、リドラー役でポール・ダノが出演。すでに公開されている映像では、ニルヴァーナの「Something In The Way(サムシング・イン・ザ・ウェイ)」がBGMとして使用され、リーヴス監督のダークな世界観が描かれたことが感じられる。
ファンが待ち望む本作の公開は、全米で2022年3月の予定。(フロントロウ編集部)