シンガーのホールジーが、ソーシャル・メディアのプロフィールに「代名詞」を加え、自身の性自認と性表現をはっきりとさせた。(フロントロウ編集部)

ホールジーが加えたプロナウンとは?

 アルバム『マニック』がロングヒットし、2020年にはTIME誌が発表した「世界で最も影響力のある100人」に選出されたホールジーは、ボーイフレンドで脚本家のアレヴ・エイディンとの間に誕生した待望の第1子を妊娠中。

 そんなホールジーは、インスタグラムやツイッターのプロフィールに「あることを」を付け加えた。ソーシャル・メディアのプロフィールというと、最初に目に入る大切な箇所。そこにホールジーは「she/they」という自分のプロナウン(代名詞)を付け加えたのだ。

画像: ホールジーが加えたプロナウンとは?

 プロナウンというのは代名詞のことで、自身の性自認と性表現を表わすもの。自身の性自認・性表現が女性の人に対して使われる「she/her」、男性の人に対して使われる「he/him」、女性・男性という枠組みに当てはまらないノンバイナリーなどの人に対して使われる「they/them」などがある。

 近年、LGBTQ+の人々にとってより生きやすい社会にしていくために、サム・スミス(They/Them)、ジョナサン・ヴァン・ネス(they/he/she)、サラ・ラミレス(she/they)のほか、テレビ映画『ディセンダント』のダヴ・キャメロン(she/her)、アメリカ次期副大統領のカマラ・ハリス(she/her)など、多くのセレブたちも自分が使ってもらいたい代名詞を記載。

 その中にホールジーも加わり、「she/they」という自分のプロナウンをソーシャル・メディアのプロフィールに記載し、自身の性自認と性表現を明確にした。(フロントロウ編集部)

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