アンジェリーナ・ジョリーがDVの証拠を匂わせる
親権や財産分与をめぐって、別れた夫のブラッド・ピットといまだ法廷闘争を続けるアンジェリーナ・ジョリーが、ブラッドによる家庭内暴力を立証するべく動き出したことがわかった。
現地時間3月12日に裁判所に提出された申請書によると、アンジェリーナ側は、ブラッドに対するドメスティックバイオレンス(DV)の訴えを裏付ける証拠を持っていると主張しており、来たるべき離婚裁判でその証拠を提出する準備ができているという。
さらに、米The Blastが入手した法的文書には、アンジェリーナとブラッドの6人の子供たち、マドックス(19)、パックス(17)、ザハラ(16)、シャイロ(14)、双子のノックス(12)とヴィヴィアン(12)が虐待の疑いについて、口述書だけでなく、法廷で証言する意思があることも綴られていた。
この法的文書には暴力行為の詳細については書かれていないが、ブラッドに近い関係者は、アンジェリーナ側の主張を「ブラッドにダメージを与えるための試み」だとして否定。「この4年半、アンジェリーナによるいくつもの主張がありましたが、検討した結果、どれも立証されませんでした」と、米Us Weeklyに語っている。
終わりの見えない離婚裁判
ブラッドとアンジェリーナは、2005年に公開された映画『Mr.&Mrs. スミス』での共演が出会いとなり、交際に発展。ファンからブランジェリーナというカップルネームをつけられ、憧れの的となっていた2人は、交際から約10年で結婚するも、それから約2年後の2016年に離婚。
その後は、離婚協議が難航してドロ沼裁判になり、ブラッドは子供たちとも疎遠に。親権については、2019年に共同親権を持つことで合意したと報じられていたが、今回報道された内容が事実であれば、アンジェリーナはブラッドに親権を与えることに納得していない可能性も考えられる。
ちなみに、離婚の原因のひとつにブラッドの飲酒があったことは、後にブラッド本人が認めている。また、ブラッドがマドックスに手をあげたとしてFBIに捜査された出来事(※その後、FBIはブラッドによる虐待はなかったと結論づけている)もあり、家庭内で修復不可能な多くの出来事が起きていた。(フロントロウ編集部)