『ジェイソン・ボーン』で約10年ぶりにジェイソン・ボーンを演じたマット・デイモンは、撮影で年齢を感じたこともあったという。(フロントロウ編集部)

大人気スパイアクションの『ボーン』シリーズ

 2002年から2007年にかけて公開されたマット・デイモン主演のアクション映画『ボーン・アイデンティティー』、『ボーン・スプレマシー』、『ボーン・アルティメイタム』は、そのアクションやカメラワーク、音楽、そしてストーリーが組み合わさった高い完成度から大ヒットを記録。

 そして約10年の月日を経て、2016年に、マットやニッキー役のジュリア・スタイルズ、そして新キャストのアリシア・ヴィキャンデルやトミー・リー・ジョーンズなどが顔をそろえた待望の新作『ジェイソン・ボーン』が公開となった。

『ジェイソン・ボーン』、10年ぶりで大変だった撮影

 シリーズ3部作から、スピンオフ映画『ボーン・レガシー』を挟んで、ふたたびジェイソン・ボーンが帰ってくるとなり、多くのファンが歓喜した一方で、10年の時が経ったことは事実。

 キャストもスタッフも歳を重ね、それが良い効果となったところもあれば、大変だったこともあるよう。それはやはり、アクションシーン。

画像: 『ジェイソン・ボーン』、10年ぶりで大変だった撮影

 元CIA暗殺者のジェイソンを演じたマットは、米Hollywood Reporterのインタビューでこう語っている。

 「29歳の時と比べると、45歳では厳しいよ。それでもできる限り早く走らなくてはいけない。その撮影は挑戦だったけど、また(前シリーズのスタッフやキャスト)みんなと一緒にできたのは素晴らしかった。でも、今を大事にしていこう、一緒にいられることに感謝しよう、そして楽しもう、ということは言ったね」

 アクションの演技に全力で望んだとはしながらも、まずは撮影を楽しもうと話したと明かした。

 ちなみに、そんなマットは、自分の子供たちが自分の出演作品を見てくれないことを残念に思っていると過去に話していた。当時は、子供たちが見てくれたのは『オデッセイ』と『フォードvsフェラーリ』だけだと明かしていたけれど、現在は子供たちも『ボーン』シリーズを楽しめる年齢に。そろそろかっこ良いパパの姿を見ただろうか?(フロントロウ編集部)

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