アル・パチーノも撮影をスタート
イタリアの老舗ブランドであるグッチ(Gucci)の創設者一族の闇を描く映画『ハウス・オブ・グッチ(原題:House of Gucci)』の撮影が3月よりイタリアでスタート。
グッチの創設者グッチオ・グッチの孫であり、グッチの会長を務めていたマウリツィオ・グッチを演じる『マリッジ・ストーリー』のアダム・ドライバーをはじめ、その妻でマウリツィオの殺害をヒットマンに依頼した罪で有罪判決を受けたパトリツィア・レジアニを演じるレディー・ガガ、そしてマウリツィオの従兄弟にあたるパブロ・グッチを演じるジャレッド・レトの姿が撮影現場で目撃されていたなか、今回、ついにあの大物俳優もクランクイン。
その俳優とは、『ゴッド・ファーザー』のアル・パチーノ。アル・パチーノはグッチオの息子で、グッチの発展や世界進出に最も貢献したと言われるアルド・グッチを演じる。『ハウス・オブ・グッチ』の撮影では、メイクやカツラを駆使したキャストたちの変貌ぶりが話題になっているけれど、アル・パチーノもアルドになりきっており、ガガの横を歩いているけれどパッと見では誰だか分からない。
正面からの写真でも、アル・パチーノはアルドそのもの。
現在イタリアで撮影が続けられている『ハウス・オブ・グッチ』は、サラ・ゲイ・フォーデンの著書『The House of Gucci: A Sensational Story of Murder, Madness, Glamour, and Greed』を基に制作され、2021年11月にアメリカで公開が予定されている。
(フロントロウ編集部)