およそ4年の交際の末にトーマスと破局を迎えたダヴ・キャメロン
2020年10月、ディズニー・チャンネルのテレビ映画『ディセンダント2』(2016年公開)での共演がきっかけで交際に発展した俳優トーマス・ドハーティとの破局を報告したダヴ・キャメロン。2016年から交際していた2人は、新型コロナウイルスが流行し始める前にワンルームの小さな家に引っ越し、2人で自主隔離生活を送っていた。
先週4月2日には、トーマスとの破局を発表してからは初の新曲となるニューシングル「LazyBaby(レイジー・ベイビー)」を4月2日にリリースしたダヴ。この曲は、「私は遊ぶつもりなんてないの/そろそろ目を覚ます時間/基準を満たしていないみたい/もう行って」などと歌われる、大切にしてくれなかった元恋人に向けて、「あなたが気にかけてくれないなら/私も気にかけない」と宣言する楽曲になっていて、ファンの間では、トーマスに向けて書いた曲なのではとする推測が広がった。
「LazyBaby」はトーマスにも聴いてもらっていた
「LazyBaby」のリリースに際して、フロントロウ編集部とのインタビューに応じてくれたダヴに、そうした噂について話を振ってみると、「誰かとの交際を公にしていたら、避けられないことだと思う。私みたいにね(笑)」と笑いながら答えくれたダヴ。
「何人か、公にせずに交際した人もいるけど、私が長く付き合った2人(※)との交際は、公にしていたものだった。だから私のケースで言えば、『他の人についての曲ですよ』って言うほうがおかしいと思う。だって、私が誰と付き合っていたかはみんな知っているでしょ」と、この曲がトーマスについて歌った曲であると認めた。
※ダヴはトーマスと交際する以前、ディズニー・チャンネルの主演ドラマ『うわさのツインズ リブとマディ』で出会ったライアン・マッカータンと2013年から2016年まで交際していた。
「そういうわけで、私は自分自身を音楽で表現する時には気をつけるようにしている。トーマスのことは今も大好きだから。彼のことは今も人として好きだから、彼には幸せでいてほしいし、彼との間にわだかまりは生みたくない。だからこの曲については、彼に迫っていくような曲ではなく、楽しいものにしたかった」と、今でもトーマスのことは人として大好きだと明かして、この曲が彼との関係を悪化させるようなものにはしたくなかったとダヴ。
「実は、この曲は他の人たちの破局について歌ったものでもあるの。何人かと一緒に書いた曲だから、その人たちのストーリーも入っているの。私のストーリーも入っているし、その人たちのストーリーも入っている。『破局』そのものについてのストーリーになっているの」と、あくまでも自身とトーマスの破局だけをテーマにしたわけではないとしつつも、トーマスにもこの曲に納得してもらえるよう、なんとリリース前に彼にも聴いてもらったのだという。
「実を言うと、数週間前にFaceTimeでトーマスにも聴いてもらったんだよ。お互いに笑いながら聴いて、彼も気に入ってくれた」と、トーマス本人も気に入ってくれたとした上で、「彼に善意を持っているし、誠意からのものだということ。私はその気持ちを大切にしたかった。これは愛についての曲ではなくて、破局について歌った、私が交際していた誰かについて初めて直接的に触れた曲だったから。誰もが(トーマスとの破局についての曲だって)知ることになるでしょ?」と、この曲をリリースした時に、ファンが自分とトーマスの現在の関係をどう思うかを心配していたと告白。
「どうすればみんなにも知ってもらえるだろうって考えた。彼のことは今も好きだけど、この曲はそういうことを言っているというわけでもないから」とダヴは続けて語り、「LazyBaby」では元恋人に対して別れを高らかに宣言するような歌詞が歌われているものの、トーマスとの関係は今も良好なものだと強調した。(フロントロウ編集部)