マーベルやDC映画は観たことがないとミリー・ボビー・ブラウン
2016年から放送されたNetflixの人気シリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で、主要キャラクターである謎の少女イレブン役に大抜擢され、一躍その名前を世界に広めた俳優のミリー・ボビー・ブラウン。昨年配信されたNetflix映画『エノーラ・ホームズの事件簿』では、主役を演じながら共同プロデュースも務めるなど、幅広い活躍を見せている現在17歳のミリーだけれど、ちょっと意外かもしれないことに、彼女はこれまで、マーベルやDCといったアメリカンコミックを原作にした大作映画を観たことがないという。
マーベルとDCといえば、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)やDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)という、それぞれ同じ世界を共有するシリーズ映画が人気を博しており、2019年に公開されたMCU映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』が当時の歴代世界興行収入第1位に輝くなど、DCEUと共に、世界で最もファンを集めている映画シリーズの1つとなっている。
とはいえ、ミリーはそのどちらも観たことがないようで、英MTVのインタビューに応じたミリーは今回、「マーベルとDCならどちらを選ぶか?」という質問に対し、「マーベルの映画は観たことがないの。それから、DCの映画も観たことがない」と回答。インタビュアーが驚いた様子を見せると、ミリーは「うん、これってニュースだよね。分かる」と続けた。
その理由を尋ねられると、自分が普段から好んで観る作品ではないとしつつも、「常に(観ることには)オープンだけどね」とミリー。「『この映画を観よう』ってなったことがないというだけ」と続けた。
『ハリー・ポッター』シリーズも観ていない、その理由とは?
ミリーは、ライアン・ゴズリングやレイチェル・マクアダムスが出演した2004年公開の映画『きみに読む物語』のようなロマンス映画にどちらかというと惹かれるとした上で、マーベルやDC映画などを観ていない理由について、「自分がそういう作品をやっているからだと思う。既にそういうものに出ているから」と、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』など、SFを題材にした作品に自分が出演してきたからだと説明した。
「私は『リアルなもの』を観たいの」と、SF作品のような非現実的な内容を扱った作品ではなく、現実味のある作品のほうが好みだと語ったミリーは、『ハリー・ポッター』シリーズも観たことがないと告白。「たくさんの友達から、『何で?』っていうことを言われるよ」とも明かした。
普段はSF作品は観ないというミリーだけれど、そんなミリーが出演する、映画『GODZILLA ゴジラ』から続くモンスターバースシリーズの4作目となる新作『ゴジラ VS コング』が日本で5月14日に公開。また、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のシーズン4も現在撮影が勧められているほか、Netflixで配信される新作ファンタジー映画『ダムセル(原題)』で主演と制作総指揮を務めることも明らかになっている。(フロントロウ編集部)