ソフィア・カーソンが、故キャメロン・ボイスのいない現場でシリーズの来たる新作『ディセンダント: ロイヤルウェディング(原題)』を撮影した時のことを振り返った。(フロントロウ編集部)

『ディセンダント: ロイヤルウェディング』が今夏に放送

 2020年12月に日本のディズニー・チャンネルで放送された、アニメーション3部作からなる『ディセンダント ロイヤルウェディング・プラン』。短編アニメーションとして制作された同シリーズは、2015年に初放送されたディズニー・チャンネルのTV映画『ディセンダント』の5周年を記念して作られたもので、ダヴ・キャメロン演じるマルと、ミッチェル・ホープ演じるベンのロイヤルウェディングの前日談を描いたシリーズ。

画像: 『ディセンダント: ロイヤルウェディング』が今夏に放送

 2021年には、そのロイヤルウェディングを描いた特別番組『ディセンダント: ロイヤルウェディング(原題)』が放送されることが発表されており、マルを演じるダヴや、ベンを演じるミッチェル、イヴィを演じるソフィア・カーソン、ジェイを演じるブーブー・スチュワートらが引き続きそれぞれのキャラの声優を務めることが決定している。

ソフィア・カーソンがキャメロン・ボイスのいない現場を振り返る

 来たる『ディセンダント: ロイヤルウェディング』には、2019年7月6日に持病のてんかんによる発作で20歳の若さで亡くなった、故キャメロン・ボイスが演じた、クルエラ・ド・ヴィルの息子カルロスは登場しないことも明らかになっている。

画像1: ソフィア・カーソンがキャメロン・ボイスのいない現場を振り返る

 シリーズを締め括った2019年の『ディセンダント3』の公開を見届けることなく、亡くなってしまったキャメロン。2015年公開の1作目から一緒に撮影してきたキャストたちにとって、キャメロンのいない現場で『ディセンダント: ロイヤルウェディング』を収録するのは、やはりツラいものがあったよう。

 ラジオ番組『Zach Sang Show(原題)』に出演したソフィア・カーソンは今回、「私が『ディセンダント』やイヴィをどれだけ大切に思っているかは、みんなが知ってくれているはず。イヴィは私を永遠に変えてくれたの」と、イヴィへの愛を打ち明けつつも、「想像がつくと思うんだけど、キャメロンなしで作るのはとてつもなく難しかった」と、キャメロンのいない撮影現場を振り返った。

画像2: ソフィア・カーソンがキャメロン・ボイスのいない現場を振り返る

 番組のなかで、ソフィアは『ディセンダント』の新作を実写ではなくアニメで描くことにした理由について訊ねられると、「正直、キャメロンなしで実写を撮影するということを想像できなかったの。(彼の不在は)本当にツラいものだった」と告白。

 続けて、ソフィアは『ロイヤルウェディング』について、「彼のキャラクターはもう出てこないけど、彼を追悼する内容になっている」と明かした上で、「『ディセンダント3』以降、新しいチャプターを求めていたファンの心を打つものになっていると思うし、相応しい形でそれができたと思ってる」と、『ディセンダント』の続編を待望していたファンの期待に応える内容になっていると太鼓判を押した。(フロントロウ編集部)

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