️『ワイルド・スピード ジェットブレイク』予告編が公開
映画️『ワイルド・スピード ジェットブレイク』は、大人気カーアクションシリーズ『ワイルド・スピード』の第9作目となる最新作。新型コロナウイルス感染拡大の影響により公開が延期され、現在は2021年内の日本公開となっている。
そんな本作の最新予告編が、2021年4月15日に解禁。シリーズ恒例シーンや作戦会議の様子、爆発、肉弾戦、超ハイテク機材、日本での大乱闘など、ますます目を離せない展開がてんこ盛り!
そんなアメリカ版の予告編には、映画のサウンドトラック以外にも、3つの曲が使われている。一体何の曲が使われていたのかを動画付きでご紹介。ちなみに、以下で紹介する「Is You Ready」と「Selah」は、日本版の予告編でも使われている。
「Family」チェインスモーカーズ with カイゴ
2019年に発売されたチェインスモーカーズとカイゴのコラボソング、「Family(ファミリー)」。日本では“チェンスモ”と呼ばれることもあるチェインスモーカーズの3rdアルバム『World War Joy』に収録されているこの曲は、エモーショナルでドラマチックな、“チェンスモ”らしさ満載。
MVは、チェインスモーカーズのビデオグラファー、ローリー・クレイマーが主役。彼が経験した怪我やうつなど、様々な困難を、ファミリーと共に乗り越える姿が描かれている。
「Family」は、その歌詞も素晴らしい。
I know some people, they would die for me (Die for me)
僕のために命を惜しまない人がいることを知っている(僕のために命を惜しまない)
We run together, they're my family
共に走り抜けるんだ、彼らは僕の家族
など、歌詞のどの部分をとっても『ワイスピ』そのもの。ぜひチェックして。
「Is You Ready」ミーゴス
アトランタ出身のヒップホップトリオ、ミーゴスが2018年にリリースした「Is You Ready」。「Are you ready(アー・ユー・レディ)」「Is you ready(イズ・ユー・レディ)」といった、「準備は出来てるか」という意味を持つキラーワードと疾走感あふれるサウンドが好まれ、映画『mile 22』の主題歌やドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の予告編、ゲーム『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア & ウォーゾーン』シーズン5など、ワルかっこいい作品に幾度となく使用されてきた。
️『ワイルド・スピード ジェットブレイク』の予告編でも、ゆったりとしたシーンから一転、アクションが炸裂するシーンに変わる時この曲が使われている。何度聞いても飽きないカッコ良すぎる一曲。
「Selah」カニエ・ウエスト
予告編ではリミックスされているため判別しづらいけれど、最後に使われているのはこの曲。「Selah(セラ)」は、カニエ・ウエストは2019年にリリースしたアルバム『Jesus Is King』に収録されている。
2020年のビルボード・ミュージック・アワードでトップ・ゴスペル・ソング賞にノミネートされたこの曲「Selah (セラ)」のタイトルは、旧約聖書によく登場するヘブライ語で「休息」という意味。シカゴで開かれたリスニングパーティーでカニエは「(セラの意味は)振り返り、反省する」ことだと述べていた。
曲のほとんどすべてが聖書に基づく思想で書かれており、イントロから既にホーリーな雰囲気が満載。️『ワイルド・スピード ジェットブレイク』ではそんな部分は薄められているけれど、カニエのソリッドなラップが威嚇するように雰囲気を盛り上げている。
素敵な曲が使われている予告編が印象的だった映画『ワイルド・スピード ジェットブレイク』は、2021年に公開予定。(フロントロウ編集部)