透明マスカラを絶賛するプロの活用術
メイクを濃く見せることなく、まつげのカール力やツヤ感をアップする透明マスカラは、ごく自然な仕上がりや、まつげだけでなく眉毛や髪にも使える万能さが注目を集めて、日本でもここ最近人気が上昇中。

クリアマスカラとも呼ばれる透明マスカラは、じつは多くのプロにとって手放せないアイテムのひとつ。セレブを手掛けるメイクアップアーティストのダニエル・マーティンは、「透明マスカラは、誰もが1本は持っておいたほうがいいと言えるほど、優秀なコスメなんだ」と米Byrdieでコメント。ほかにも多くのプロが、撮影現場に必ず持参するアイテムとして透明マスカラを挙げている。
透明マスカラがそこまでプロに重宝しているのは、ナチュラル仕上げ以外にもたくさんの使い方があるから。メイクのプロが実践するテクニックの中から、一歩進んだまつげメイクを叶える3つの使い方をご紹介。
ビューラーの前後に塗る
人気モデルのジジ・ハディッドやケンダル・ジェンナーなどを顧客に持つ超売れっ子メイクアップアーティストのエリン・パーソンズがイチオシするのが、ビューラーをする前後に透明マスカラを使うワザ。

エリンは、「ビューラーの前と後の両方に透明マスカラを使うと、決して濃くは見えないのに、予想以上に目ヂカラがアップするから試してみて」とコスメブランドMaybelline New Yorkの米公式サイトでアドバイス。まつげをカールさせる前後に透明マスカラを塗ると、カール力やキープ力がぐんと高まるため、自然な仕上がりながら目ヂカラがアップするのだという。
ちなみに最初に透明マスカラを塗った後には、しっかり乾くまで待ってからビューラーをすることが大事だとエリンは補足している。
通常のマスカラに重ねて
透明マスカラは、じつはナチュラルメイク以外にも役立つアイテム。セレブを手掛けるメイクアップアーティストのグレース・リーは、黒や茶色などの通常のマスカラに重ね塗りするテクニックがお気に入りだそう。

グレースは、「ボリュームやロングなどに特化した通常のマスカラを塗ってから透明マスカラを足すと、さらにツヤ感をプラスできるからオススメ」とコメント。仕上げに透明マスカラを塗ることでまつげに光沢感が出て、仕上がりがキレイに見えるという。
クレンジングを楽にする使い方も
透明マスカラは、使い方によってはマスカラのクレンジングを楽にすることもできるのだとか。

メイクアップアーティストのカマラ・エーユニークは、「ウォータープルーフのマスカラを重ねたりすると、クレンジングのときに苦労することが多いけれど、下地として透明マスカラを使っておけば簡単に落とせるよ」と米Mind body greenで説明。このテクニックを取り入れると、まつげとマスカラの間に透明マスカラの層ができるため、汗や涙でもヨレにくいのに、クレンジングでは落ちやすくなるそう。
透明マスカラは、ドラッグストアなどでも購入することができるので、まだ使ったことがないという人は、ぜひ1度試してみて。(フロントロウ編集部)