アカデミー賞で目を引いたセレブのヘアアレンジ
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、例年よりも2カ月以上遅い4月26日の開催となった2021年アカデミー賞授賞式。
アワードのなかでもとくに格式高いことで知られるアカデミー賞だけれど、今年のレッドカーペットでひときわ目を引いたのは、ちょっぴりエッジを効かせた2つのヘアアレンジ。それは、波打つようなウェーブをつくった「マーメイドヘア」と、額まわりの産毛をオシャレにアレンジした「産毛アレンジ」。
2021年アカデミー賞授賞式で抜群の存在感を発揮した、オシャレ度抜群のヘアスタイルをお届け。
ゼンデイヤはスーパーロングのマーメイドヘアに
アワードのたびにさまざまなヘアスタイルを披露してきたゼンデイヤ。今回のアカデミー賞ではスーパーロングのマーメイドヘアに挑戦。
腰にかかるほどの長さのスーパーロングヘアをセンターパートに分けて、毛先まで細かくウェーブをつくったマーメイドヘアは、ちょっぴりルーズなニュアンスが今っぽい。ちなみに今回のヘアスタイルは、長年ゼンデイヤのヘアを手掛けている有名ヘアスタイリストのラリー・シムズによるもの。
H.E.R.はマーメイドヘアに産毛アレンジをプラス
ゼンデイヤと同じくスーパーロングのマーメイドヘアを取り入れたのは、シンガーソングライターのH.E.R.(ハー)。
H.E.R.は、ウェーブの面を揃えてつくったマーメイドヘアをサイドに寄せ、ドレスのフードから出してフォルムで魅せて。それにプラスして額の産毛をくるんとカールさせてセット。産毛のアレンジがアクセントになって、遠くから見ても近くで見てもオシャレ。
ティアラ・トーマスはタイトなブレイズに産毛アレンジをミックス
シンガーソングライターのティアラ・トーマスは、タイトなボックスブレイズヘアに産毛アレンジをミックス。
髪を5つのパートに分けてボックスブレイズをつくり、残った額の産毛でウェーブのような形をつくって固定。前髪を上げたアップヘアをつくるときには、産毛もまとめてアップされることが多いけれど、あえてアレンジして見せたのがスタイリッシュ。
アカデミー賞のレッドカーペットで見つけたセレブの「マーメイドヘア」と「産毛アレンジ」。クラシックなスタイルがお決まりだったアカデミー賞にも、新たな風が吹き始めている。(フロントロウ編集部)