イギリス王室のウィリアム王子と結婚10周年を迎えたキャサリン妃。仲睦まじい夫婦の姿をとらえた記念写真で着用したワンピースには、ある想いが込められていた? ウィリアム王子から贈られたとみられる記念のプレゼントもステキ。(フロントロウ編集部)

お手頃ブランドのワンピを着まわし

 ウィリアム王子キャサリン妃が4月29日に晴れて結婚10周年を迎えたことを記念して、ケンジントン宮殿の公式SNSで夫妻のツーショット写真が公開された。

 2011年からの結婚生活で第1子のジョージ王子(7)、第2子のシャーロット王女(5)、第3子のルイ王子(3)をもうけた夫妻は、ひさびさに夫婦水入らずでの仲睦まじいショットを2パターン披露。

 体をぴったりと寄せ合いった幸せオーラ全開な姿には、たくさんの祝福メッセージが寄せられた。

 この写真でやはり注目を集めたのが、ナチュラルな美しさが光るキャサリン妃のファッション。この日、キャサリン妃が身につけていたブルーの小花柄のワンピースは、以前からよく着用している、ハイストリートブランドのゴースト(Ghost)のもの。

画像: ©JohnLewis.com

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 2019年にウィリアム王子とパキスタンを訪問した際にも着用したことがあるアイテムで、195ポンド(約29,000円)という庶民でも手が届きやすい価格とあり、キャサリン妃が着用して公の場に登場したことで瞬く間にソールドアウトとなった一品だった。

 ゴーストといえば、イギリスで新型コロナウイルスによる最初のロックダウンが実施された2020年4月、ウィリアム王子とキャサリン妃が子どもたちと一緒に、最前線で尽力する医療従事者たちへの感謝や激励の気持ちを伝えようと拍手をおくる動画を公開した際にもキャサリン妃がブルーの花柄のワンピースを着用していたことでも注目を集めたブランド。

 キャサリン妃が着用した「Anouk(アヌーク)」という商品名のワンピースは、即完売したが、ゴーストはその全収益をNHS(国民保健サービス)に寄付。キャサリン妃は、実質ワンピースを着ただけでチャリティに貢献したと話題になった。


なぜこの1着を選んだ?

 普段から“ロイヤルブルー”と呼ばれる、英王室で代々愛されてきた色を身につけることが多いキャサリン妃だけれど、今回、結婚10周年記念の写真にブルーを基調としたワンピースを選んだ背景には、『初心忘れるべからず』というメッセージが込められていたのではないかと、海外の王室ウォッチャーたちは見ている。

 というのも、キャサリン妃がウィリアム王子との婚約を発表した際の記者会見で身につけていたのは、ブルーのドレス。さらに、婚約に際して送られたウィリアム王子の母である故ダイアナ妃の形見のサファイアの指輪もブルー。

画像: なぜこの1着を選んだ?

 夫婦生活10年目という節目に、またブルーを身につけることで気持ちを新たにしたのではないかと推測されている。


ウィリアム王子からの贈り物

 可憐な印象のゴーストのワンピースに合わせて、キャサリン妃が身につけていたのは、デイジーの花をモチーフにしたダイヤモンドのネックレス。

画像: ©Asprey

©Asprey

 ウィリアム王子からのアニバーサリープレゼントだといわれるこちらは、ハリウッドセレブも愛用するロンドン発のジュエリーメーカー、アスプレイ(Asprey)の最新コレクション「デイジーコレクション」の1つで、チェーン部分にも合計で4つのダイヤモンドが配されている。

 定価は9,975ポンド(約151万円)で、キャサリン妃愛用のダイヤモンドにくわえて、淡いブルーのサファイアとイエローサファイアを使用したの計3色のカラーバリエーションが展開。同系のデザインのリングやピアスも販売されている。

 ウィリアム王子とキャサリン妃は、結婚10周年のお祝いのメッセージが殺到したことを受け、子どもたちとの生活ぶりがわかる、貴重な動画も公開。「10年間にわたって私たち一家をサポートしてくださったみなさんに心から感謝しています」とお礼のコメントを添えた。

(フロントロウ編集部)

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