俳優のマイケル・B・ジョーダンが映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオーディションを受けていたことを告白。本人いわく、今まで受けたオーディションのなかで“最悪の出来栄え”だったとか…。(フロントロウ編集部)

マイケル・B・ジョーダンがオーディションの失敗談を明かす

 名作映画『ロッキー』のスピンオフとして制作された『クリード』シリーズで主人公のアドニス・ジョンソンを演じる俳優のマイケル・B・ジョーダンが、2015年に公開された映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオーディションを受けていたことを米Varietyのインタビューで明かした。

 レイを主人公とする続3部作の第1章として制作された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、全世界で大ヒットを記録。レイ役のデイジー・リドリーやフィン役のジョン・ボイエガはそれまでほぼ無名だったが、この作品がきっかけで一躍人気セレブの仲間入りを果たした。

 マイケルによると、オーディションを受けたのは今から約8年前の2013年。『クリード』シリーズや『ブラックパンサー』シリーズの監督でもあるライアン・クーグラーがメガホンを取った映画『フルートベール駅で』への出演で注目を浴び、俳優としてまさにこれからという時だった。

 「脚本の内容をちゃんと理解できていなかった。ああいったハイレベルなプロジェクトの場合、オーディションで渡される脚本には具体的な内容が書かれていないことが多い。すべてが曖昧で、なにもかも秘密なんだ。読んでみたけど、まったく気持ちが入らなかった。あの作品のオーディションに関しては間違いなく失敗だったね」

画像: マイケル・B・ジョーダンがオーディションの失敗談を明かす

 どの役のオーディションだったのかは明かさなかったものの、渡された脚本に書かれた内容をうまくものにすることができず“自爆”したマイケルは、あまりの出来の悪さにいてもたってもいられず、「ではまた。俺はもう行くよ」とだけ言い残し、逃げるようにして会場を後にしたそう。

 その後のマイケルの活躍は言うまでもないが、『スター・ウォーズ』のオーディションでやらかしてしまったことは、今も彼の記憶に強く残っているようで、「あれは今まで受けたオーディションのなかでも最悪だったと思う」と付け加えた。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.