『シンデレラ』が劇場公開からアマプラでの配信へ
2015年にディズニー版の実写映画が公開されたことが記憶に新しい童話『シンデレラ』は、人気コメディ俳優のジェームズ・コーデンの発案によって、ソニー・ピクチャーズのもと新たに実写版として映画化され、フィフス・ハーモニーの元メンバーであるカミラ・カベロが主演を務める。
誰もが知るおとぎ話を現代的にした『シンデレラ』には、カミラのほかにも、フェアリーゴッドマザー役にミュージカル『キンキー・ブーツ』やドラマ『POSE/ポーズ』でお馴染みのビリー・ポーター、シンデレラの継母役に映画『アナと雪の女王』でエルサの声を担当するイディナ・メンゼル、国王役に『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で知られるピアース・ブロスナン、そして町の触れ(タウンクライアー)役にラッパーのミッシー・エリオットと、かなり豪華なキャストが脇を固める。
撮影は10月に終わっており、あとは公開されるのを待つだけだったけれど、『シンデレラ』は劇場で公開されない方向であることが米Deadlineによって報じられた。アマゾン・スタジオがソニー・ピクチャーズから権利を獲得する契約を締結しているそうで、『シンデレラ』はAmazonプライム・ビデオにて配信される方向だという。
『シンデレラ』はいつ配信されるのか正確な日にちは明かされていないものの、2021年後半に配信を予定しているよう。
新型コロナウイルスの感染拡大により、『マトリックス4』をはじめ、『ブラック・ウィドウ』や『クルエラ』といった大作映画が続々と、劇場公開と配信の両方を行なう形をとっている。残念ながら、カミラの『シンデレラ』を大きなスクリーンで見られなくなってしまったものの、自宅で気軽に見られるようになる。
(フロントロウ編集部)