2021年1月に記録的なヒットとなったデビュー曲「drivers license(ドライバーズ・ライセンス)」をリリースして以降、ゴシップ面でも大きく注目されることとなったオリヴィア・ロドリゴが、そうした注目のされ方について「女性差別」だと批判した。(フロントロウ編集部)

「drivers license」でゴシップ面が大きな話題になったオリヴィア・ロドリゴ

 5月21日に待望のデビューアルバム『サワー』のリリースが控えている俳優でシンガーのオリヴィア・ロドリゴ。今年1月にリリースしたファーストシングル「drivers license(ドライバーズ・ライセンス)」は、史上初めて初登場から8週連続全米シングル・チャートで1位となるなど、記録的な大ヒットとなり、その楽曲のクオリティの高さだけでなく、ゴシップ面でも大きな話題になった。

 失恋について歌ったこの楽曲では、歌詞に“年上のブロンド女性”が登場するのだけれど、この女性が、サブリナ・カーペンターのことを指しているのではないかと話題に。

 オリヴィアは、2人とも認めてはいないものの『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』で共演したジョシュア・バセットとプライベートでも恋仲になったものの破局したとファンの間で噂されている一方で、ジョシュアはその後、サブリナと急接近したことが明らかに。「drivers license」のリリース以降、オリヴィア、ジョシュア、サブリナの三角関係がたびたび取り沙汰されてきた。

画像: 「drivers license」でゴシップ面が大きな話題になったオリヴィア・ロドリゴ

 一方で、オリヴィアはこうした噂を否定してきており、今年1月には、この曲が“誰について歌っているのか”については「楽曲についての最も重要ではない部分」と語ったほか、3月にはサブリナについて「実を言うと、彼女のことは全然知らない」とした上で、「自分がよく知らない誰かについての意味深な曲やエモーショナルな曲は書けないと思います」と、彼女についての楽曲を書いたことを否定している。

“男の子”と結びつけられるのは「女性差別」とオリヴィア

 英現地時間5月11日に開催されるイギリスで最も権威ある音楽賞であるブリット・アワードへの出演を控えるなか、今回、オリヴィアが滞在中のイギリスで英The Guardianのインタビューに応じ、そうしたゴシップの側面が噂になることについて、“女性差別だと思うか?”という質問に答えた。

画像: “男の子”と結びつけられるのは「女性差別」とオリヴィア

 この質問に対し、「私はそういうものから目を背けようとしているし、深刻に捉えすぎないようにしている」とため息混じりに回答した上で、「私のようなソングライターが、“男の子についての曲しかない”と言われるのは、女性差別的な批評だと思う」とオリヴィア。さらに、同じように楽曲をリリースするたびに恋愛のゴシップと結びつけられてきた、自身の憧れの存在であるテイラー・スウィフトの例も挙げながら、「私としては、本当にくだらないなって思ってる」と批判した。

 続けて、オリヴィアは「私は10代の女の子で、猛烈に感じていることについて書いているの。私が猛烈に感じているのは、傷心や恋しさだけど、それって本質だと思うし、自然なことだと思うんだよね」とし、失恋などの感情を曲にするのは特別なものではなく、自然なことだと思うと英The Guardianに語っている。

 「私に所得税についての曲を書いてもらいたいの? その題材で、エモーショナルな曲が書けると思う?」とオリヴィアは語り、恋愛などで感じてきた感情を楽曲の題材にするのは必然だと強調した。(フロントロウ編集部)

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