俳優のセス・ローゲンが、複数の女性から性的暴行を告発された“友人”で同じく俳優のジェームズ・フランコとの関係に大きな変化があったことを告白。(フロントロウ編集部)

セス・ローゲンが語るジェームズ・フランコとの“現在の関係”

 映画『グリーン・ホーネット』や『ネイバーズ』などの出演作で知られる俳優兼プロデューサーのセス・ローゲンが、長年の友人で複数の作品で共演経験もある俳優のジェームズ・フランコとの“現在の関係”について英The Sunday Timesのインタビューで語った。

 フロントロウでも何度かお伝えしたが、約3年前、ハリウッドの元大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインによるセクハラ及び性的暴行事件がきっかけで活発化したMeToo運動によって、ジェームズがプライベートでセクハラやレイプまがいの行為に及んでいたことが、被害にあった女性たちの告発によって次々と明らかに。

 すでに示談が成立しているが、自身の演劇学校「Studio4」(※現在はすでに閉鎖されている)に通っていた複数の元生徒からセクハラで訴えられるなど、スキャンダルによってハリウッドから敬遠されるようになった。

画像: セス・ローゲンが語るジェームズ・フランコとの“現在の関係”

 「僕から言えるのは、僕は虐待やハラスメントを軽蔑していて、そのような行為を容認したり、擁護したりすることはありえないということ。そして、故意に誰かをそういう人に近づけるようなことも絶対にない」。こう話すセスは、今後、ジェームズとまた一緒に仕事をする可能性を問われ、「2018年に受けたインタビューで、今後もジェームズと一緒に仕事をするつもりだと発言したけど、実際にはあれ以来一緒には仕事をしていないし、今のところそのつもりもない」と断言。

 続けてジェームズとの“友情”について、「今、このインタビューで僕たちの関係を定義することは難しいかもしれない。何か言えるとすれば、この数年で僕たちの関係性は大きく変わったということだけ」と、複雑な心境をのぞかせた。

 また、セスはこういったかたちで友人を失うのは辛いことだと認めたうえで、「被害にあった人たちの辛さや苦しみとは比較にもならない。だから、自分に対してはまったく同情していない」とも語っている。(フロントロウ編集部)

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