アリアナ・グランデ、「結婚指輪」は「婚約指輪」とマッチするデザイン
シンガーのアリアナ・グランデは、約1年半前に交際をスタートした不動産エージェントのダルトン・ゴメスと5月の第3週の週末に極秘挙式し、晴れて夫婦に。
アリアナがカリフォルニア州モンテシトに所有するチューダー建築(※)の自宅で開かれたささやかなウェディングには、家族とごく親しい友人20名程度が集まり、アリアナとダルトンの門出をお祝いした。
※15世紀末頃から17世紀初頭のイギリスでポピュラーだった伝統的な建築様式
関係者が米E! Onlineに語ったところによると、「アリアナの希望通り、シンプルで趣深い式だった」というセレモニーや披露宴の様子や、アリアナがどんなウェディングドレスを身につけたのかなどは現時点では明かされていないが、ダルトンが結婚を機にアリアナに贈ったというウェディング・バンド(結婚指輪)に関しては、ダルトンとともにデザインを手がけたというジュエラーから少しだけ情報が明かされた。
ダルトンが妻となったアリアナに贈った結婚指輪は、プロポーズの際に渡した大粒のダイヤモンドとパールが並んだモダンな婚約指輪とマッチし、重ねづけできる控えめなデザインだそう。
ダルトンのこだわりが詰まった「プラチナのパヴェリング」
両方の指輪を手がけたニューヨークの高級ジュエラー、ジャック・ソロウ(Jack Solow)の広報は、デザイナーがダルトンと綿密な話し合いを重ねてたどり着いたという結婚指輪について「とても美しくて趣のあるプラチナとダイヤモンドのパヴェリングです」「ダルトンは仕上がりにとても満足していました」と米E!Onlineにコメントしている。
パヴェリングの「パヴェ」とはフランス語で石畳を意味し、その名の通り、小粒のダイヤモンドや宝石をぎゅっと敷き詰めたデザイン。
どの角度からでも宝石の美しい煌めきを楽しめることや、途切れないデザインが“永遠の愛”を象徴するため、近年、結婚指輪や婚約指輪のバンド部分に取り入れるデザインとして人気が高まっている。
さらに、ベース素材として使用されたプラチナ(白金)は、レアメタルと呼ばれる希少金属の1つ。控えめながら美しく輝く天然の色が「純潔」「純粋」を表す花嫁の白とリンクすることや、毎日、身につけても変色・変質しにくいという特性から一生モノの結婚指輪に最適だと言われている。
婚約指輪をデザインした際には、アリアナにとって祖父母との思い出の宝石であるパールを取り入れることにこだわり、ダイヤモンドの傾き具合といった細かいポイントにも注意を払っていたというダルトン。結婚指輪にもアリアナへの愛がぎっしりと詰まっているよう。
ジャスティン・ビーバーが妻に贈った婚約指輪と同じブランド
ちなみに、ダルトンがアリアナに贈った婚約指輪と結婚指輪を手がけたジャック・ソロウは、アリアナにとって兄のような存在であるシンガーのジャスティン・ビーバーが妻でモデルのヘイリー・ビーバー(旧姓ヘイリー・ボールドウィン)に贈ったオーバル型ダイヤの婚約指輪も担当した。
結婚指輪は夫婦そろってティファニー(Tiffany & Co.)のもの。
ジャスティン&ヘイリー夫妻とアリアナ&ダルトンはダブルデートに出かけたこともあるほど親しいけれど、もしかしたらダルトンは指輪選びに際してジャスティンからアドバイスをもらった可能性も? (フロントロウ編集部)