プロが教えるアイシャドウのカラー選びのコツ
目元をポップに、そしてオシャレに見せてくれるカラフルなアイシャドウは、メイクをぐんと楽しくしてくれるけれど、苦戦しがちなのがカラー選び。難しそうと思って敬遠するカラーや、使ってみたもののしっくりこなかったカラーがあるという人も多いのでは?
でも、カラーごとの選び方の攻略法を知っておけば、どんなカラーのアイシャドウでも似合わせることができるのだという。どんな色でも失敗しない、アイシャドウの色別攻略法をチェック。
レッド
レッドのアイシャドウは、血色感をアップしてくれる一方で、腫れぼったく見えてしまうことも多い。でも、自分の肌色に合うレッドを選べば、その失敗を防げるそう。
メイクアップアーティストのガブリエル・アルモドバルは、「ほかのコスメと同じように(自分の肌に合った)正しい色合いの赤アイシャドウは、メイクの印象をガラリと変える」と話し、肌色ごとに似合うレッドを紹介。健康的な肌色ならボルドーやバーガンディ、ワインレッド、色白ならピンクがかった明るいレッド、標準的な肌色ならパキッとしたレッドがもっとも似合うと明かした。
ブルー&パープル
寒色と呼ばれるブルーやパープルは、浮いて見えるなどアイシャドウの中でもとくに難易度が高いイメージ。でもどんな肌にもマッチする万能な寒色が存在するという。
気になるそのカラーとは、サファイアとバイオレット。セレブを手掛けるメイクアップアーティストのアンドリュー・ソトマヨールによると、ブルーならサファイア系、パープルならバイオレット系のアイシャドウを選ぶことで、どんな肌のトーンでも浮かずに似合わせることができるという。また、アイホール全体ではなく、目頭や目のキワなどにポイント使いするのもオススメとのこと。
イエロー
イエローのアイシャドウは、じつは肌なじみが抜群で、簡単にオシャレに見せられるカラー。でもぴったり似合うイエローはパーソナルカラーによって違うそうで、メイクアップアーティストのアンジェラ・ボズウェルは、「ブルーベースの肌ならパステル系、ニュートラルな肌ならビビッド系、イエローベースの肌ならゴールドに近いイエローを選んで」と米Ipsyでアドバイス。
また使うときのコツについてメイクアップアーティストのケイティ・ジェーン・ヒューズは、「イエローのアイシャドウを使うときには、目元以外のメイクは極力最小限にするのがコツ」と米Allureに説明。アイシャドウ以外は極力シンプルに保ち、リップやチークはヌーディーなものを選ぶことで、チグハグ感が出にくく、バランスよく仕上がるのだとか。
グリーン
さわやかに仕上がるグリーンのアイシャドウは、選ぶ色によっては、悪目立ちすることもあるそう。それを避けるために選ぶべきは、肌色が明るめならパステル調の明るめのグリーン、暗めなら鮮やかな発色の深みのあるグリーン。メイクアップアーティストのブレット・フリードマンは、「色白の肌にはセロリのようなグリーン、健康的な肌にはエメラルドグリーンや深緑が似合うよ」と説明。
ちなみアイホール全体ではなく、中間色や締め色として使うのもオススメだとブレットは補足。グリーンのアイシャドウはポイント使いでも、すっきりとさわやかなムードを演出できるのだという。
カラーメイクにトライするなら、ぜひプロのアドバイスを参考にしてみて。(フロントロウ編集部)