ゼイン・マリク、一般人と「一触即発」
ボーイズグループ、ワン・ダイレクションの元メンバーで現在はソロシンガーとして活動するゼイン・マリクが、米現地時間の6月4日未明にニューヨークの路上で一般人と激しい言い争いとなる騒動があった。
この日、フォトシュートの仕事を終えたゼインは、恋人でモデルのジジ・ハディッドと2020年9月に誕生した2人の第1子カイと暮らす自宅から徒歩圏内にあるイースト・ヴィレッジの老舗ビリヤードバー、アムステルダム・ビリヤーズ・クラブを訪れ、深夜まで過ごしていた。
午前2時頃、ゼインがタバコを吸うために店先に出たところ、ちょうど隣のバーから出て来た複数人の男性たちから声をかけられた。
目撃者が米TMZに語ったところによると、そのうちの1人が突然ゼインにケンカを吹っかけたといい、ゼインと激しく口論に。相手の男性が同性愛者に対する侮辱用語を使って自身を揶揄したことに憤慨したゼインが、「誰だ、おまえ?」「俺が○○(Fワード)だって?」「誰がおまえに何を言ったって言うんだよ!?」と怒鳴り返す様子が通行人のカメラにとらえられた。
TMZが公開したこの動画には、上半身裸のゼインと黄色っぽいジャケットを着た30代くらいとみられる男性が一触即発となる様子が収められている。
周囲の男女が制止しようとするなか、男性がゼインに殴りかかるかのような攻撃的な姿勢をみせる場面もあったが、目撃者の話によると、なんとか事なきを得たようで、両者が暴力を行使することはなかった。
過去にも見知らぬ人物に突然絡まれた経験が…
この動画が世に出ると、ツイッターで一時ゼインの名前がトレンド入り。動画の音声が聞き取りにくいため、ゼインが口論の際に「同性愛者に対する侮蔑的な言葉を使った」と勘違いして批判するユーザーも一部いたが、ゼインを信じるファンたちは、ゼインはあくまでも相手の男性に言われたことを反すうしただけで何の落ち度もないと擁護している。
ゼインが面識のない人物から因縁をつけられるのは今回が初めてではない。
2020年には、ユーチューバーのジェイク・ポールが偶然同じホテルに滞在していたゼインを取り巻きたちとのパーティーに誘ったが、ゼインはこれを拒否。冷たくされた腹いせに、ジェイクがツイッターを通じてゼインを攻撃するという行動に出た。
この騒動の際は、ゼインの恋人であるジジが、ジェイクに対して「彼が、あなたやあなたの周りにいる厄介な “ユーチューバーの取り巻きたち”と遊びたくないから怒ってるの? 彼は彼の親友たちと部屋で大人しく過ごしてるだけ。私のためにも尊厳を守ってるのよ。あんたみたいな無意味でブサイクなヤツに関心は無い。さっさと寝なさいよ」とガツンと言ったことでも話題に。
カイが誕生して以来、ジジと一緒にベビーカーを押して出かける姿などが頻繁に見かけられているゼイン。
父親となったことに関しても「正直、最高だよ。彼女が生まれる前には、言うまでもなくたくさんの人たちと話をして、『慣れるまでが大変だよ』だとか、『かなり(生活が)変化するよ』みたいなことを言われていたんだけど、正直、最高の娘なんだ」「よく寝てくれるし、ミルクも大好きでね。今のところは、ご飯をあげて、オムツを替えてあげているだけなんだけれど、最高だね。間違いなく僕は楽しんでいるよ」と語るなど子煩悩ぶりを発揮している。
家の近所に久々に夜遊びに出かけたところ、見ず知らずの輩に絡まれてしまうとはとんだ災難。暴力沙汰に発展せず、警察の介入などもなかったことがせめてもの救い。(フロントロウ編集部)