注意したい、アイシャドウベースの使い方
メイクアップアーティストがアイシャドウのコツについて語るとき、必ずと言っていいほど登場するのが、目元用の下地として使うアイシャドウベース。アイシャドウの発色や持ちをよくして、目元を明るく見せるアイシャドウベースは、多くのプロが使うべきだと明かしている。
そんな優秀アイテムのアイシャドウベースでも、使い方によってかえってヨレやすくなるなど逆効果になることもあるという。プロが避けるべきと話す、アイシャドウベースのNGな使い方を3つご紹介。
肌に合わない色を選んでいる
世界的メイクアップアーティストのボビイ・ブラウンが明かすNG行為は、自分の肌色に合わないカラーのアイシャドウベースを選ぶこと。肌のトーンと相性の悪いカラーを選ぶと、かえって目元が暗く見えたり、アイシャドウが浮いて見えたりするからだという。
相性のよいカラーを見つける方法についてボビイは、「肌の色が標準色やそれよりも明るければ白やクリーム色、明るめのベージュ系、標準色よりも暗ければほんのりピンクやイエローが入ったカラーを選んでみて」とアドバイス。それほど色展開がないだけに、なんとなく選んでしまいそうだけれど、選ぶときには色味にも注目してみて。
ベースを塗った後すぐにアイシャドウを塗る
アイシャドウベースの効果を存分に発揮するためには、塗った後すぐにアイシャドウを重ねるのもNG。すぐに重ねると、アイシャドウとベースがうまく密着せず、ノリが悪くなったりヨレやすくなったりするそう。
そのためメイクアップアーティストのエミリー・オリバーは、1分間ほど乾かすことをオススメ。アイシャドウベースを塗ってすぐにアイシャドウを重ねている人は、乾いたのを確認する1ステップを忘れずに。
多くの量を塗りすぎている
アイシャドウの発色や持ちをよくしようと、アイシャドウベースをたっぷり塗ることも逆効果になる要因。
エミリーによるとべったり塗ることで、アイシャドウがダマになってしまう恐れがあるという。あくまでも肌の表面をなめらかにするぐらいの量を意識して、薄く丁寧に伸ばすと、ダマになりにくくその効果を最大限発揮できるのだとか。さらにエミリーは、肌とアイシャドウベースを密着させるため、軽く叩き込むことも大事だと補足した。
アイシャドウベースを使うときには、プロが指摘するNG行為を避けながら取り入れるよう心がけてみて。(フロントロウ編集部)