コロナ禍で外出できない日々が続いていた時期、俳優のドウェイン・ジョンソンがどこにも出かけない日も「よそ行きの服」を着ていた理由がなるほど。(フロントロウ編集部)

ロック様が自粛期間中に“あえて”やっていたことを明かす

 プロレスラーから俳優へと華麗なる転身を遂げ、米Forbesが毎年発表している「世界で最も稼ぐ俳優ランキング」で2019年に続き2020年も堂々の1位に輝いたドウェイン・ジョンソンが、コロナ禍で外出できない日々が続いていた時期、どこにも出かけない日にあえて「よそ行きの服」を着て心の健康を保っていたことを米Peopleのインタビューで明かした。

 「(新型コロナウイルスのパンデミックは)みんなに大きなショックを与えた。あの頃の私は、朝ちゃんと起きて、(出かける予定もないのに)どこかに出かけるつもりで服を着るっていう奇妙なことを毎日のようにやっていた。もちろん靴も履いてね。精神的な意味でとても助かったよ。あと、人間関係や結婚生活において、自分のリアクションや言葉により一層気を配る必要があると学んだ。(閉塞感やストレスで)みんなの忍耐力が限界に達していたからね」

 先日、Peopleの「No.1 Reason to Love America(日本語訳:アメリカを愛する1番の理由)」に選出され、同メディアの特別インタビューに応じたドウェインは、できるかぎり普通を装うことで外出自粛期間を乗り切ったことを告白。

画像: ロック様が自粛期間中に“あえて”やっていたことを明かす

 また、過去にうつ病に苦しんでいたことを公表しているドウェインは、このインタビューでメンタルヘルスの問題についても言及。

 「最初にうつ状態を経験したのは18歳の時で、うつ病が何なのかわかっていなかった。だから、その時は『ソファから離れろ。しっかりしろ。今の状態を変えろ』っていうメンタリティだった」というドウェインだが、あとになって助けを求めることが重要だと知ったという。

 「私はひとりっ子だったから自分の気持ちを伝えることよりも、聞き役に徹していた。でも、必要なのはコミュニケーションだったんだ。助けを求めることはパワフルで、決して弱さではない。とくに男性は“弱さを見せてはいけない”という罠に陥りがちだ。けれど実際には、弱さは人生の一部であり、私たちはそれを受け入れることを学んでいかなければならない」

 ちなみに、ドウェインが精神的に苦しい日々を送っている時に助けてくれたのは、亡き父のロッキー・ジョンソンであったことを、自身の半生を描いたドラマ『ヤング・ロック(原題:Young Rock)』のなかでドウェイン本人が明かしている。(フロントロウ編集部)

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