『SATC』続編のファーストルックが公開
1990年代後半~2000年代にかけて米HBOで放送されたドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(以下『SATC』)と、続編映画2作のその後を描く米HBO Maxのミニシリーズ『And Just Like That...(アンド・ジャスト・ライク・ザット/原題)』。2022年の上半期中の配信開始を世界中のSATCファンたちが首を長くして待っている新シリーズのファーストルックがお披露目された。
主人公のキャリー・ブラッドショーを演じるサラ・ジェシカ・パーカー、親友のミランダ・ホッブスを演じるシンシア・ニクソン、シャーロット・ヨークを演じるクリスティン・デイヴィスが、2010年に公開された映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』以来、約11年ぶりにそれぞれのキャラクターに扮して肩を並べるショットが、ドラマの公式SNSや3人のインスタグラムで一斉に公開。
よりエレガントで落ち着いた印象の50代の女性へと成長したスリーショットは、シンシアいわく、現地時間7月9日の撮影初日に撮られた1枚で、クリスティンは「戻って来たよ! 」とファンたちに向けてメッセージも送っていた。
残念ながら、本作にはサマンサ・ジョーンズを演じたキム・キャトラルは出演しないけれど、キャリー、ミランダ、シャーロット3人でも「充分アイコニック」だと海外のSATCファンたちを大興奮させている。
撮影中のオフショット
フロントロウはニューヨーク・マンハッタンで行なわれたファーストルック撮影の裏側もキャッチ。
オフィシャルの写真ではサラしか笑っていないが、実際には、シンシアやクリスティンも楽しそうな表情を浮かべており、時折、談笑しながら和気あいあいと撮影を行なっていた。
衣装を着替えて行なわれたあるシーンの撮影では、サラ&シンシアが楽しそうに会話をしたり、ハグを交わしたりと、10年以上のブランクをまったく感じさせない仲睦まじい様子も見かけられた。
舞台裏も公開
『And Just Like That...』の公式インスタグラムでは、キャストたちのメイクルームやカラフルなアイテムが所狭しと並んだ衣装部屋、ディレクターズチェア、番組のロゴが入ったカチンコなど、撮影の舞台裏を写したショットも公開。
さらに、サラは初回エピソードの台本の表紙をお披露目し、タイトルが『Hello It’sMe』となることや、撮影時の必需品が詰まった私物のバッグの中身、朝7時過ぎからメイク用トレーラーで準備をする様子の写真を公開するなど、いよいよ始まった続編の撮影に全力投球していることを報告していた。
『And Just Like That...』は、キャリー、ミランダ、シャーロットが30代よりもさらに複雑な50代における友情や日常を生き抜く様子が描かれる。いまだに世界を混乱させている新型コロナウイルスについても触れられるほか、過去の『SATC』よりも、より多様性や社会問題について盛り込んだ内容になると発表されている。
サラ、シンシア、クリスティンのほかにも、キャリーの恋の相手であるミスター・ビッグ役のクリス・ノース、ミランダの夫スティーブを演じたデビッド・エイゲンバーグ、シャーロットの夫ハリーを演じたエヴァン・ハンドラー、キャリーの親友スタンフォード役のウィリー・ガーソン、シャーロットの友人アンソニー役のマリオ・カントーネといったオリジナルキャストたちがカムバック。ノンバイナリーの新キャラクター、チェ・ディアス役でドラマ『グレイズ・アナトミー』の俳優サラ・ラミレスが加入することもアナウンスされている。(フロントロウ編集部)