『ブラック・ウィドウ』でマーベル映画デビューを果たしたデヴィッド・ハーバー
7月8日(木)に映画館にて、7月9日(金)にディズニープラス プレミア アクセスにて遂に公開されたMCUの最新作『ブラック・ウィドウ』でレッド・ガーディアン役に抜擢され、マーベル映画デビューを果たした俳優のデヴィッド・ハーバー。
Netflixの大人気シリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でホッパーを演じるなど、高い知名度を持っているデヴィッドにとっても、同じく世界中に多くのファンを持つマーベル作品への出演は喜ばしいニュースであったはずだが、アーティストで妻のリリー・アレンとしては、『ブラック・ウィドウ』の撮影終了後に複雑な心境を抱えることになったそう。
2019年8月に初デートが報じられたデヴィッドとリリーは昨年9月、米・ネバダ州ラスベガス市内にあるグレイスランド・チャペルで挙式し、めでたく夫婦に。結婚式では、エルヴィス・プレスリーのそっくりさんが式を執り仕切ったことも話題になった。
妻リリー・アレンが複雑な心境だったワケ
デヴィッドによれば、リリーと交際をスタートさせたのは、まさに『ブラック・ウィドウ』の撮影に臨んでいた時だったそうで、デヴィッドは当時、レッド・ガーディアンを演じるために、髪や髭を伸ばした上で、体重も大幅に増やしていたという。
今回、デヴィッドは米New York Timesとのインタビューで妻リリーと出会った当時のことを振り返っており、「これは僕の紛れもないカリスマ性を証明する話」だと冗談交じりに前置きした上で、「妻と会った時、僕は髭も髪も伸ばしていた上に、280ポンド(約127キロ)あったんだ」と、当時の自身の見た目について語った。
デヴィッド本人は当時の自身の見た目を「最悪」だと考えていた一方で、リリーはそのようには考えていなかったそうで、「僕らはロンドンにある(レストランの)ウォルズリーでデートをして、彼女は、髪型的にも、体型的にも最悪の状態だった僕と恋に落ちてくれたんだ」と続けた。
その後、『ブラック・ウィドウ』の撮影が終了し、デヴィッドもレッド・ガーディアンの体型を維持する必要がなくなることに。デヴィッドとしては、「最悪」な体型を離れることができたわけだが、レッド・ガーディアン体型のデヴィッドと恋に落ちたリリーにとっては、「複雑な気持ち」になったそう。「それから、次第に僕は体重を落としていき、運動もするようになった。正直なところ、彼女は複雑な心境を抱いていたよ」とデヴィッドは当時を振り返っている。
デヴィッドはそんなリリーとの関係をとても前向きに捉えているといい、「それって、交際においては素晴らしいことなんだ」と米New York Timesに語っている。「若くてハンサムな時から交際を始めて、年齢を重ねていくのを見るのとは真逆の地点から、交際をスタートさせるということはね」とデヴィッドは続けて語り、自分の「最悪」な状態を好きになってくれたリリーとの関係に自信を覗かせた。(フロントロウ編集部)