ママの顔をのぞかせるスカーレット・ヨハンソン
新型コロナウイルス感染拡大の影響による約1年間の公開延期を経て、ついに劇場公開およびディズニープラス(Disney+)でのプレミア配信がスタートしたマーベル映画『ブラック・ウィドウ』。本作では、2010年公開の『アイアンマン2』で初登場して以来、『キャプテン・アメリカ』や『アベンジャーズ』シリーズでバイプレイヤーとして確かな存在感を放ってきたスカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフの知られざる過去が描かれており、世界中のマーベルファンや批評家たちから高い評価を得ている。
MCU作品に欠かせないキャラクターであるブラック・ウィドウを10年以上にわたって演じてきたスカーレットは、つい先日、2020年に結婚した夫でコメディアンのコリン・ジョストとの第1子を妊娠していると報じられたばかり。
ご存じの通り、スカーレットには前夫でフランス人ジャーナリストのロマン・ドリアックとの間に6歳のローズがおり、スカーレットにとっては2人目の子供となる。
『ブラック・ウィドウ』のプロモーションのため、シンガーのケリー・クラークソンが司会を務めるトーク番組『The Kelly Clarkson Show』にリモート出演したスカーレット。第2子妊娠については触れなかったものの、ママらしい一面をのぞかせる場面があった。
娘のベビーシッターをお願いするなら?
自身も2児の母であるケリーが「もしも、ベビーシッターをお願いできるなら、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ニック・フューリーの誰がいい? 」と質問。
すると、過去にアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンス、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンの3人全員と共演経験があり、彼らの素の人間性をよく知っているというスカーレットは、「キャラクターを選べばいいの? それとも演じている人? 」と質問返し。
ケリーが、「絶対、キャプテン・アメリカって(キャラで)答えると思ったけど、“中の人”なら誰を選ぶのか、なおさら知りたい」と答えると、スカーレットは「うーん、多分サム(サミュエル)かな」と回答。その理由について、こう続けた。
「長い間共演してきたから、3人とも信頼できるけど、サムは娘がいるでしょう。立派に娘を育て上げてるし、子育てについてよくわかっていると思う。彼のことなら心から信頼できるし」。
スカーレットの言うとおり、サミュエルには今年で結婚41周年を迎える女優のラターニャ・リチャードソンとの間に39歳の一人娘ゾーイがいる。2世セレブながらあまり表舞台には顔を出さないが、ゾーイはショービズ業界で働いており、2013年には『Everything is Samuel L. Jackson’s Fault(原題/訳:すべてはサミュエル・L・ジャクソンのせい)』というショートムービーを監督し、親子共作を果たしている。
サミュエルといえば、代表作の1つである『パルプ・フィクション』で演じた口の悪い殺し屋ジュールスのほか、数々の作品で「Fワード」と呼ばれる放送禁止用語を連発する役を演じてきたことで知られる。
ケリーがサミュエルにベビーシッターを任せたら、スカーレットの娘が「Fワードを瞬時にマスターしちゃうかもね! それって最高! 」とおどけると、スカーレットは一緒になって爆笑していた。
スカーレットも夫のコリンも妊娠について認めるコメントなどは出していないが、関係者が米PaigeSixに証言したところによると、スカーレットはすでに妊娠後期に入っており、もうすぐ出産予定だという。もしも妊娠が事実なら、新しいベビーの誕生で忙しくなるスカーレットはローズの遊び相手になってくれるベビーシッターが必要になる可能性も。その時には、実際にサミュエルに連絡する…なんてこともあるかもしれない。(フロントロウ編集部)