ビル・スカルスガルド、『ジョン・ウィック4』へ出演
現在撮影が進む『ジョン・ウィック』4作目には、多くの新キャストが出演する。
そのリストには、真田広之やリナ・サワヤマ、田代良徳などが名前を連ねているが、以前から出演交渉中であることを報じられていたビル・スカルスガルドが、『ジョン・ウィック4』への出演を認めた。
米Colliderのインタビューで、シリーズのチャド・スタエルスキ監督と対面した時のことを振り返ったビルは、出演への意気込みをこう語る。
「それはとても楽しい役でね。それが何なのか詳細は言わないけど、とても楽しい役だし、とても楽しい世界だ。このシリーズが好きだよ。エンターテインメント性があると思うし、僕がやったことのないものだから。作品が何であろうと、それこそが、僕をいつもやる気にさせてくれるものなんだ。『オーケー。このプロジェクトやジャンルは、僕がやったことのないものだな。じゃあやってみて、そのジャンルの制約のなかで楽しんでみよう』とね。だからすごく楽しみにしてるよ」
ビル・スカルスガルドが演じるのは…?
ビルの口ぶりからは、本作で彼の新たな顔が見られることを予感させる。ビルといえば、『IT/イット』シリーズで見せたペニーワイズ役の怪演が有名。様々な暗殺者たちが登場する『ジョン・ウィック』でどのような演技を見せるのかに注目が集まるが、彼によると、なんと彼には訓練が必要なアクションシーンはないという!
4作目に出演する田代良徳は、真田広之、そして主演のキアヌ・リーブスとともにトレーニングをしていると明かしており、新キャストのシャミア・アンダーソンも訓練映像を公開している。また、新キャストであるドニー・イェンは武術のレジェンドであることから、彼らはアクションをこなすと予想できる。
では、ビルのキャラクターはどのような立場の人間なのだろうか。本シリーズでアクションがないキャラクターと言うと、コンチネンタル・ホテルの支配人であるウィンストンや、ニューヨークの情報王であるバワリー・キングなど、上の立場にいるキャラクターである印象が強い。
現在30歳であり、比較的に若いビルが演じる正体不明のキャラクターには期待が高まる。その役柄についてビルは、「(そのキャラクターは)何かが違う。だから僕はそれをやりたい」と語った。
(フロントロウ編集部)