気になる「パンダ目」の悩みを解消する方法
マスカラでよくある悩みのひとつが、時間が経つと目の下にマスカラがにじんでパンダのような目元になってしまうこと。パンダ目は汗や涙、水、皮脂によってマスカラがにじむことで起こるため、汗をかきやすく水に触れることも多い夏は、とくに頻発しやすい。
でもメイクのプロによると、マスカラがにじみにくくなるちょっとしたコツを取り入れるだけで、パンダ目の悩みを解消できるという。パンダ目になるのを防ぐ、プロのオススメのテクニックをチェック。
セッティングスプレーでコーティング
シンガーのレディー・ガガや俳優のリース・ウィザースプーンなどのセレブをクライアントに持つメイクアップアーティストのジェームス・ヴィンセントが勧めるのは、セッティングスプレーでまつげをコーティングするメイク術。ジェームスいわくこのテクニックは、たとえオールをしてもマスカラがにじまないテクニックだそう。
準備するのはマスカラのほか、メイク崩れを防止するセッティングスプレーと、まつげや眉毛の毛流れを整えるときに使うスクリューブラシ。ジェームスは、「マスカラを塗って乾いたのを確認したら、スクリューブラシにセッティングスプレーを噴きかけ、まつげをブラッシングするといい」と話し、マスカラの上からセッティングスプレーでコーティングすることで時間が経ってもにじまなくなると説明。たったこれだけで抜群ににじみにくくなり、パンダ目を防げるそう。
目の下のメイクをパウダーで仕上げる
パンダ目を防ぐには、目の下のメイクに使うコスメ選びも重要なポイント。シンガーのアリアナ・グランデのメイクを手掛けるマイケル・アンソニーは、目の下のベースメイクを必ずルースパウダーなどのパウダー類で仕上げるようアドバイス。
マイケルは、「ベースメイク製品に含まれるオイル成分がまつげに触れると、マスカラを分解させてにじみやすくなる可能性がある」と米Marie claireに説明。そのため油分を含むコンシーラーやファンデーションでベースメイクを終わらせず、油分が過剰に出るのをブロックするルースパウダーを目の下に重ねることが大事だそう。
クリームアイシャドウは避ける
マスカラが長時間にじまないようにするためのカギとなるのが、アイメイクで使用するアイシャドウのタイプ。クリームタイプは避けて、パウダータイプのアイシャドウを選ぶのがベストなのだとか。
ヘイリー・ビーバーやベラ・ハディッドなど多くのセレブに指名されるメイクアップアーティストのヴィンセント・オケンドは、「クリームアイシャドウなどしっとりとしたタイプのアイシャドウは、まつげに触れることでマスカラが落ちやすくなることが多いから、避けたほうがいいと思う」と話し、油分や水分の多いタイプを選ぶとにじみやすくなるため、パウダーアイシャドウを選ぶようアドバイスした。
マスカラがにじんでパンダ目になるのを防止する3つのコツ。とくにメイクが崩れやすい夏こそ試してみて。(フロントロウ編集部)