クリス・ヘムズワース、ソー・ボディ強化のために1日10食
主演を務めるマーベル映画『マイティ・ソー』シリーズの新作『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題)』の撮影にあたり、これまで以上にマッチョなボディに磨きをかけ、自分史上最強の肉体をゲットしたクリス・ヘムズワース。
クリスが演じるソーのスタントを担当したボビー・ホランドは、撮影中に応じた豪ラジオ番組『Fitzyand Wippa』で、クリスがマッチョ化するたびに自分も同様のトレーニングや食生活を強いられることを明かしつつ、「2時間置きに食べてる。面倒だよね。僕は食べる事がそんなに好きじゃないし、毎日2時間ごとにカロリーを摂取して、2回に分けてトレーニングして…なかなか過酷だよ」とクリスに合わせて1日7回食事をしていると語っていたが、クリスの専属トレーナーであるルーク・ゾッキが米Hype Beastに新たに語ったところによると、撮影が佳境に入ってからのクリスの食事回数は1日10回におよぶこともあったそう。
じつは痩せやすい体質 クリスのために作られた簡単プロテインシェイク
もともとは長身でスラリとしたヤセ型の体型だというクリスは、厳しいトレーニングによって消費されてしまうカロリーを次から次へと食事で補って筋肉をつける必要があるという。ルークいわく、クリスは「朝6時に現場入りしてヘアメイクをしている間にまず1回目の食事を摂り、その後は2時間ごとに460キロカロリーを摂取していた」そう。
左から:スタントマンのボビー、クリス、トレーナーのルーク。
しかし、毎日10回も食事をしなくてはいけないとなると、さすがに食べることにウンザリしてしまうことも…。
そんなクリスを見かねてルークが用意していたというのが、手軽に作れてカロリーもきちんと摂れるヘルシーなプロテインシェイクだった。
その内容は、クリス愛用のプロテインパウダーを付属のスコップ2杯分と適量の水、バナナ1本、アーモンドバター適量、デーツ(ナツメヤシの実)2つ、塩少々をブレンドしただけのごくシンプルなもの。
バナナには、ご存じの通り、ビタミンやミネラルといった栄養素が豊富。強い抗酸化作用があるポリフェノールも含まれており、筋肉の疲労を回復させる効果が。アーモンドも同じく抗酸化作用が高いビタミンEが多く含まれているほか、筋肉を育てるために必要なミネラルや、たんぱく質が筋肉になるのを助けるBCAA(必須アミノ酸)もたっぷり含まれており、筋トレ民の間では“神食材”と重宝されている。そして、デーツには、筋肉を作るのに欠かせない糖分や筋肉・神経・心臓の機能を調整して酵素が働く手伝いをするカリウムにくわえ、骨を健康にするマグネシウムも含まれている。
クリスは、筋肉の専門家であるルークが作ってくれたこのオリジナル・プロテイン・シェイクを取り入れながらトレーニングに励むことで、自分史上最強のソー・ボディを手に入れた。
筋肉をつけたいのに思うように増量できないと悩んでいる人は、クリスを支えたプロテインシェイクを試してみては。(フロントロウ編集部)