スカーレット・ヨハンソンに続いてディズニーへの訴訟を検討しているとも報じられていたエマ・ストーンが、実写版『クルエラ』の続編に出演することが明らかになった。(フロントロウ編集部)

エマ・ストーンが『クルエラ』続編に出演へ

 2021年5月27日に劇場公開され、28日にはディズニープラス プレミア アクセスで配信されたディズニー実写版『クルエラ』が、続編に向けて着々と準備が進められているよう。1作目に引き続いて、主役のエマ・ストーンが続投することが決定したと米Deadlineが報じた。

 エマといえば先日、同じく劇場とディズニープラス プレミア アクセスで同時公開されたことでギャラが減少することになったとしてディズニーを契約違反で訴えた映画『ブラック・ウィドウ』のスカーレット・ヨハンソンに続いて、ディズニーを訴えることを検討していることが報じられていた。

 米Deadlineによれば、エマが今回『クルエラ』の続編に出演するにあたって結んだ契約は、ディズニーが主要作品の公開方法について模索しているなかで、出演者とディズニーの双方に利益をもたらすことができるような内容になっているという。

 「今回の合意は、アーティストを保護しながら、スタジオの利益をタレントと一致させる公平な道を存在させられることを示しています」と、エマが所属するエージェンシーであるエンデヴァーで代表を務めるパトリック・ホワイトセル氏は今回の契約について米Deadlineに語っている。「我々はエマやディズニーと仕事ができることを誇りに思っていますし、クリエイティブ・パートナーとしての彼女の貢献度を認めてくださったディズニーの意向には感謝しています。このことが、新たなプラットフォームを成功させる上でクリエイティブ・コミュニティにいるさらなるメンバーたちの扉を開くことになることを願っています」。

画像: エマ・ストーンが『クルエラ』続編に出演へ

 ウォルト・ディズニー・カンパニーでCEOを務めるボブ・チャペック氏は米現地時間8月12日に行なった収支報告のなかで、スカーレット・ヨハンソンとの訴訟の争点になっている劇場での公開とディズニープラスでの配信を同時期に行なうという公開戦略について「グローバルな市場の状況や顧客の行動に基づき、作品ごとに決定しました」と語ったほか、ギャラ交渉については「我々はビジネスモデルにかかわらず……全員が満足できるように、タレントに平等な補償をするための方法を模索しました」と語った。

 『クルエラ』続編の詳細は明らかになっていないものの、『クルエラ』が『101匹わんちゃん』の前日譚であることから、『101匹わんちゃん』の実写版ということになるのではという意見もあがっている。(フロントロウ編集部)

 

 

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