キム・カーダシアン、「人生で一番最悪の経験」
母や姉妹がスムーズな妊娠・出産経験をした一方で、自身は妊娠を「人生最悪の経験だった」と2015年に公式ブログで振り返った、リアリティスター兼実業家のキム・カーダシアン。
妊娠中の体の変化に耐えられなかったそうで、「むくみや腰痛のせいかもしれないし、体が膨張して何もフィットしないせいで起こる完全な精神的混乱のせいかもしれない。でも、いつも自分の体じゃないように感じていたの。説明するのが難しい。自分がセクシーだとは感じられなかったし、自信が持てなくて、自分が気持ち悪く感じた」と説明。
そして、「妊娠中や妊娠後に起こる気持ち悪いことは誰も教えてくれないの。出産後に2ヶ月くらいオムツを履いて生活するって知ってた!? そんなこと誰も教えてくれなかった!」と、妊娠・出産の美しさばかりにスポットライトが当たるせいで心の準備ができないまま様々な難局と向き合ったことを明かした。
ケリー・クラークソン、「魔法なようなことなんて何もない」
シンガーのケリー・クラークソンは2人の子供を産んでいるが、2回とも妊娠中に入院するほど体調が悪化。
ジェニー・マッカーシー司会のSiriusXMのラジオ番組で妊娠経験について「最悪」と触れたケリーは、「美しいことなんて何もない。魔法なようなことなんて何もない。そんな(美しく魔法のような)妊娠が経験できたならばおめでとうって思うけど、私は、自分がどれだけの経験をしたかを生涯にわたって子供に言い続けるでしょう」とコメントした。
クリスティーナ・アップルゲイト、「気分はずっとデブでずっと疲れている」
『フレンズ』のレイチェルの妹役などコメディ作品を中心に活躍しているクリスティーナ・アップルゲイトは、「人を作るのは好き」と、米トーク番組『ジョージ・ロペス』に出演した時に前置きし、「でもすごくツラいことなの。全部教えてくれないんだもん」と語った後にこう続けた。
「人生の奇跡で、ずっと花のような気分になるよとか言うけど、それって嘘だらけ。気分はずっとデブでずっと疲れているんだから」
ホイットニー・ポート、「子供のことは愛してるけど….妊娠は大嫌い」
リアリティドラマ『ヒルズ』で知られるホイットニー・ポートは、第1子を出産後に、YouTubeに『子供のことは愛してるけど….妊娠は大嫌いだった』というタイトルの動画を投稿。ホイットニーは妊娠を“大嫌い”とした理由を、米トーク番組『Today』でこう明かした。
「余分なホルモン、すべてに過剰に敏感になる自分、まわりからのプレッシャー。そして身体的にも、変化していく自分の身体を自分でコントロールできない...つわり、疲労感、食べ物への嫌悪感、血管の破れ、鼻血。これらは楽しいことではないよ」
妊娠を“嫌い”と強いワードで表現したことを自身の母親に批判されたというホイットニーだが、「私にとって妊娠は、肉体的にも精神的にも簡単なプロセスではなかったという事実についてとても率直で正直」にありたいとコメント。実際にホイットニー自身、妊娠は「美しくて素晴らしい魔法のようなものだと思っていた」そうで、それのせいで妊娠がつらいと思う自分を責めてしまっていたそう。そんな彼女が現在、自分にはなかったレプリゼンテーションになるために声をあげている。
ジェイミー・プレスリー、「ホルモンが乱れ、クレイジーに振る舞い…」
ドラマ『マイネーム・イズ・アール』でエミー賞を受賞したジェイミー・プレスリーは、New Zealand Heraldにて「新米ママとしては、妊娠したことがいかに素晴らしいかを語るべきなのでしょうが」と前置きしたうえで、こう語った。
「でも、私はそうは思いません。実際のところ、私は自分の赤ちゃんをとても愛していますが、それ以外のことは最悪でした。妊娠は私にとってとてもつらいことでした。太っているのが嫌だったのです。ホルモンが乱れ、クレイジーに振る舞い、ボーイフレンドのコーヒーの入れ方で喧嘩をふっかけたりしました。その上、"妊娠マスク "のようなひどい変色が顔全体を覆っていました。通常はクリームで目立たなくすることができますが、妊娠中はそうはいきません」
そしてジェイミーも、妊娠のつらさにスポットライトが当たっていない現実に触れ、「赤ちゃんが産まれることについて話す時、誰もこのようなことを教えてくれません。すべては大きな秘密として隠されているのです。(妊娠における)素晴らしいことは一つだけ。赤ちゃんが出てきて、自分の人生の一部となる小さなものを永遠に手に入れたときだけです」と続けた。
ケイト・ウィンスレット、「映画スターというより、巨大な赤いロンドンバス」
俳優のケイト・ウィンスレットはジータ・ウェスト著の『Natural Pregnancy』の序文で、妊婦という立場が自身のキャリアで最も難しい役だったと告白。
「つわり、足首の腫れ、腰の悪さなどのせいで、なんとも難しいパフォーマンスとなった」としたケイトは、「妊娠する前は、自分がどのような気分になるのかはっきりとわかっていると思っていました。自信に満ちあふれ、花のように咲き、セクシー。セレブリティらしい気分になるとね。しかし、そんなことは全くありませんでした! 妊娠は、肉体的にも精神的にも、そして感情的にも、これまでに経験した中で最も困難なことのひとつとなりました」と振り返り、妊娠中は「映画スターというより、巨大な赤いロンドンバス」のような気分だったと明かした。
スヌーキー、「ほとんどの本では真実が語られていない」
リアリティ番組『ジャージー・ショア』や『スヌーキー&Jワウ』で知られるニコール・"スヌーキ"・ポリッツィは、2013年に出版した著書でこう綴った。
「ほとんどの(マタニティ)本では真実が語られていない。おしっこを漏らしをしてしまうことや、妊娠がどれほど気持ち悪いものかといったことが。最終的には子供を授かることができるのでそれだけでも価値があるのですが、妊娠は全体的にグロいことです」
メリッサ・ジョーン・ハート、「私は妊娠が嫌い」
代表作にドラマ『サブリナ』を持つメリッサ・ジョーン・ハートは、米Peopleで「妊娠する必要がなければ、7人くらいの赤ちゃんを産みたい」と発言。
「私は妊娠が嫌い。初期にエネルギーがなくなることや、食生活を変えなければならないこととか。本当に大きな変化に対応しなくてはいけなくて、何ヶ月もライフスタイルを変えなくちゃいけないんだから」と、十月十日にわたって人生を変えることのハードルが高かったことを明かした。
グウィネス・パルトロウ、「つねに吐き気を...」
俳優のグウィネス・パルトロウは、米Harper’s Bazaarで妊娠経験に触れて、「母は毎回すごく愛おしい体験をしたらしいの。生き生きとして美しかったって。私はつねに吐き気をもよおしていた」と告白。「(妊娠の)結果はそれに値するものがある」とする一方で、あまりにも大変すぎて、もう一人産むことになったら「無理矢理」やる形になると明かした。
(フロントロウ編集部)