エマ・ストーンが主演を務めた映画『ラ・ラ・ランド』。実は映画『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンにも主演のオファーがいっていた。(フロントロウ編集部)

大ヒット映画『ラ・ラ・ランド』

 映画『ラ・ラ・ランド』は、2016年に公開され、世界中で大ヒットを記録したミュージカル映画。映画『クルエラ』や『ゾンビランド』シリーズのエマ・ストーンと『きみに読む物語』や『ドライヴ』のライアン・ゴズリングが主演を務めた。

画像: ©︎BLACK LABEL MEDIA/GILBERT FILMS/IMPOSTOR PICTURES/MARC PLATT

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 俳優志望の女性とピアニストの男性の恋の行方を描いたロマンティックコメディである本作は約460億円(4億4,600万ドル)を超える興行収入を記録。アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞をはじめとする名だたる映画アワードを受賞した。

 そんな本作の主演には、実は映画『ハリー・ポッター』シリーズで知られるエマ・ワトソンが主演のミア役としてオファーを受けていた。

エマ・ワトソンが『ラ・ラ・ランド』を断った理由

 エマは米ラジオ番組SiriusXMのインタビューで、『ラ・ラ・ランド』の撮影が『美女と野獣』のベル役の準備やトレーニングと重なったため、ミア役を断念せざるを得なかったと語った。

画像: エマ・ワトソンが『ラ・ラ・ランド』を断った理由

 エマは「(『美女と野獣』は、)私がいきなり出演できる映画ではなかった。馬のトレーニングも、ダンスも、3ヶ月間の歌の練習もあったし、そのためにはロンドンにいなければならないこともわかっていたの。この映画は、私がパラシュートでやってきていきなり参加できるようなものではなかった。自分がやるべきことをやり、自分がいるべき場所にいなければならないと思っていた。だから、スケジュール的にうまくいかなかったの」と、語り、『美女と野獣』のためのトレーニングなどのせいで『ラ・ラ・ランド』はパスするしかなかったことを告白。

 そんなエマは、「今、ミュージカルがとても称賛されていることにとても感激してる!」と語り、「ミュージカルは時代の流れの中に戻ってきているようで、人々は音楽や歌、ダンスを再び祝福し、愛しているみたい。(『ラ・ラ・ランド』は)素晴らしいと思った。素敵」と、『ラ・ラ・ランド』の出来を賞賛した。

ライアン・ゴズリング、『美女と野獣』を断っていた!

 一方『ラ・ラ・ランド』で主人公のセバスチャン役を務めたライアン・ゴズリングは、なんと『美女と野獣』の野獣役のオファーを受け、断っていた。不思議な話ではあるが、2人が主演の『ラ・ラ・ランド』か『美女と野獣』が見られた可能性もあったということ。

画像: ライアン・ゴズリング、『美女と野獣』を断っていた!

 人気俳優が競合作品のために出演を断ることはよくある話だが、まさかこういったニアミスが起きていたとは、驚きのエピソードだった。(フロントロウ編集部)

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