『マトリックス レザレクションズ』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が、インスタグラムを更新! 予告編のBGMにも注目が集まっている。(フロントロウ編集部)

『マトリックス レザレクションズ』の新モーフィアス

 2021年12月に公開される映画『マトリックス』3部作の約20年ぶりの新作『マトリックス レザレクションズ』の予告編が、ついに公開された。

 ネオ/トーマス・アンダーソン役にキアヌ・リーブスが、トリニティー役にキャリー=アン・モスが、監督にラナ・ウォシャウスキーが続投した4作目。予告編の映像では、ネオとトリニティーの姿だけでなく、赤と青の薬、黒猫、鏡、バレットタイム、エージェント、ヘリコプター、マシンシティなどを見ることができ、しかも3部作の時代よりも進化した映像技術で制作された映像には感動を覚えずにはいられない。

画像1: 『マトリックス レザレクションズ』の新モーフィアス
画像2: 『マトリックス レザレクションズ』の新モーフィアス
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画像6: 『マトリックス レザレクションズ』の新モーフィアス

 『マトリックス レザレクションズ』には前作からのキャストも新キャストも数多く出演することが発表されているが、予告編で全員の姿を見ることはなかった。

 新キャストのなかで最も注目を集めていたといえるのはヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世で、その役柄は若かりし頃のモーフィアスだと言われていた。そして予告編では、赤と青の薬をネオの前に差し出し、ネオとカンフーをするシーンも確認できることから、彼のキャラクターがモーフィアスであることはほぼ決定的に。

画像7: 『マトリックス レザレクションズ』の新モーフィアス

 そしてついに、ヤーヤ本人が口を開いた。インスタグラムに『マトリックス レザレクションズ』の画像を投稿した彼は、そのキャプションに、たった一言を添えた。

 「モーフィアス」

 3部作でローレンス・フィッシュバーンが演じたモーフィアスは、ネオに負けないほどの高い人気を誇ったため、同一キャラクターを演じるハードルは高かったと思われるが、予告編によって、彼がファンの期待を裏切らない存在感と演技を発揮していることが分かった。

 出演を打診されていたエージェント・スミス役のヒューゴ・ウィーヴィングとは違い、ローレンスは出演を打診すらされていなかったことが明らかになった時には、多くのファンが衝撃を受けたが、そのストーリーラインのためには仕方のないことだったよう。

『マトリックス レザレクションズ』予告編BGM、そのタイトル

 『マトリックス レザレクションズ』の予告編がファンを興奮させている一方で、「BGM」が気になった人はいるのではないだろうか。なんだかこれまでの『マトリックス』とはイメージが違うトーンの楽曲…。しかし、そのタイトルを聞けば、その選曲も納得。

 予告編で使用されているBGMは、ジェファーソン・エアプレインによる「ホワイト・ラビット(White Rabbit/白いウサギ)」。

 『マトリックス』といえば、「白ウサギを追え」といったメッセージによってトーマス(ネオ)が意識を覚醒させていく。そしてモーフィアスがネオに言った「赤い薬を飲めば、君は不思議の国にとどまり、私がウサギの穴の奥底を見せてあげよう」というセリフは有名。

 『マトリックス レザレクションズ』でも、新キャストであるジェシカ・ヘンウィックの腕にはウサギのタトゥーがあり、プリヤンカー・チョープラーの手元には『不思議の国のアリス』の絵本がある。

画像: 『マトリックス レザレクションズ』予告編BGM、そのタイトル

 約20年ぶりの4作目の雰囲気は前3部作より変わることもあるだろうが、予告編を見るかぎり、3部作のファンの期待が裏切られることはなさそう。

 それにしても、ネオやトリニティーは年を重ねた一方で、モーフィアスは若くなったというのは、どういうことなのだろうか。すべては、12月に公開される『マトリックス レザレクションズ』のなかで。

(フロントロウ編集部)

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