サラ・ジェシカ・パーカーが旧友の死に動揺
ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のスタンフォード役で知られる俳優のウィリー・ガーソンが亡くなったことをうけて、同ドラマの主人公キャリーを演じる俳優のサラ・ジェシカ・パーカーが悲痛な胸の内を明かした。
スタンフォードはキャリーの親友というもあって、サラはほかのキャストよりもウィリーと過ごす時間が多かった。また、ウィリーは現在制作中の続編『And Just Like That...(アンド・ジャスト・ライク・ザット…)』にも出演予定で、今年7月にサラとアンソニー役のマリオ・カントーネと一緒に撮影に臨む姿を目撃されていた。
突然の訃報に、ミランダ役のシンシア・ニクソンやシャーロット役のクリスティン・デイヴィス、残念ながら『And Just Like That...(原題)』には出演しない意向を示しているサマンサ役のキム・キャトラルといった主要キャストが続々と追悼のコメントを発表するなか、サラだけが沈黙。
サラとウィリーはとくに仲が良かっただけに、相当ショックを受けているに違いないとファンからも心配の声があがるなか、ミスター・ビッグ役のクリス・ノースがインスタグラムにアップしたウィリーを偲ぶ投稿にコメントを残すかたちで、サラが現在の心境を明らかに。
「親愛なるクリスへ、ありがとう。私はまだ心の準備ができていない」
今はまだお悔やみの言葉を言うのはもちろんのこと、ウィリーの死を受け入れることすらできていないと告白。
ちなみに、ほかのキャストたちよりも少し遅れて追悼コメントを発表したシャーロット役のクリスティンは、ウィリーとの思い出や彼が父親としていかに素晴らしかったかについて、自身のインスタグラムにこのように綴っている。
「ウィリーに初めて会ったのは1995年、『X-ファイル』の不気味な夜のセットでした。彼はすぐに私を笑わせてくれました。まさかその後、『セックス・アンド・ザ・シティ』や『And Just Like That...』で一緒に楽しい時間を過ごすことになるとは思いもしませんでした。ウィリーは、私たちのコミュニティに属するみんなから愛されています。彼はあなたが想像する以上に賢く、おもしろい人でした。彼がいなくなると寂しくなります」
「それから、私はシングルファーザーとしての彼の大胆な取り組みに敬意を表したいです。私たちは、養子縁組によるシングルファーザーになることについてよく話していました。息子のネイサンほど彼に喜びと誇りを与えたものはありませんでした。ネイサンの年齢を超えた強さと知恵は、彼の父親への美しい賛辞に表れています。溢れんばかりの愛は、親愛なるウィリーのためのものです。親愛なるウィリーは溢れんばかりの愛を得ました。私は、私たちが過ごしたすべての時間、そしてあなたが発する明るい光が永遠にフィルムに収められていることに感謝しています。次の機会にポッドキャストをやるっていうのはどう?私たちはあなたのことを永遠に愛しています」
(フロントロウ編集部)