映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で悪役サフィンを演じる俳優のラミ・マレックが、宅配ピザの配達員をしていた頃に“ピザと一緒に届けていたもの”がなかなか大胆だと話題に。(フロントロウ編集部)

ラミ・マレックが下積み時代の仰天エピソードを明かす

 映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じて大ブレイクした俳優のラミ・マレックが、人気トーク番組『The Late Late Show(原題)』で宅配ピザの配達員として働いていたときの仰天エピソードを披露した。

 公開中の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で主人公のジェームズ・ボンドと対峙する悪役サフィンを演じるなど、演技派俳優として躍進を続けるラミだが、そんな彼にも無名だった時代が。まだ役者として駆け出しだった頃、宅配ピザの配達員をやっていたというラミは、「あの頃の僕の仕事といえばほとんどがピザの配達だった」と言うと、どうにかして自分を売り込むためにピザの箱に自分の宣材写真を貼って渡していたことを明かした。

 「ピザの箱に自分の宣材写真を貼っつけて渡していたんだ。大量に買えば安くなるだろうと思って、(宣材写真を自腹で)500枚くらい買ったんだけど、配りきれなくて今でも420枚近く残ってる(笑)」

画像: ラミ・マレックが下積み時代の仰天エピソードを明かす

 ジョージ・クルーニーやアンディ・ガルシアといった、名のある俳優の自宅にも宣材写真付きのピザを届けたことがあるというラミ。幸い、その努力が報われて、オーディションまでこぎつけることができたそうで、「(オーディションを受けただけで)それっきり連絡は来なかったけどね。たしかM&M'sのコマーシャルだったと思う。ただ、失うものなんてなかったから、『(宣材写真を)貼ってやろう』って思ったんだ」と語った。

 その後、例の宣材写真を封筒に入れてすべてのタレントエージェントに送るも、1年ほど誰からも連絡がなく諦めかけていたところに、1本の電話がかかってきたという。その電話はドラマ『ギルモア・ガールズ』のオーディションだった。ファンの方ならご存じのとおり、ラミは見事オーディションに合格し、脇役ではあるが念願のドラマ出演を果たした。(フロントロウ編集部)

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