人気シンガーのエド・シーランが、妻のチェリー・シーボーンにプロポーズしたときのちょっぴりほろ苦いエピソードを明かした。(フロントロウ編集部)

エド・シーランがプロポーズ秘話を明かす

 「Shape of You(シェイプ・オブ・ユー)」や「Perfect(パーフェクト)」などのヒット曲で知られるシンガーのエド・シーランが、妻のチェリー・シーボーンにプロポーズしたときのことを北欧のトーク番組『Skavlan(原題)』で振り返った。

 「庭の端にパーゴラを建てたんだけど、当日は雨が降っていた。夕焼け、パーゴラ、ワイン…。そして、最悪なことに雨が降ってきた。僕は(チェリーに)何度も散歩に行こうと言ったんだけど、彼女は『嫌だ』って。僕は『本当に散歩に行かなくていいの?』って言った。時間は刻々と過ぎていった。指輪にその日の日付が刻まれていたから、『今日中にやらなきゃ!』と思って、夜9時を迎えたぐらいに『頼むよ!』と言って彼女を連れ出した」

 夕暮れ時に屋外でプロポーズしようと思っていたが、大雨のために計画が頓挫しそうに。タイムリミットが迫るなか、なんとか彼女のことを外へ連れ出すことに成功したエドだったが、そこでもまた試練が。

画像: エド・シーランがプロポーズ秘話を明かす

 エドによると、チェリーの両親は30年近く事実婚の状態だったため、チェリーは結婚が重要だとは思っていなかったそうで、彼女が首を縦に振ってくれる確信がないままプロポーズに臨んだという。実際、エドの“悪い予感”は的中。エドから「結婚してください」と言われたチェリーの第一声は「冗談でしょ?」だった。

 「それからしばらく沈黙が続いて、僕は彼女に『お願いします』って言ったんだ。それまでの人生で最も人間味を感じた瞬間だった。たとえば仕事で『これをやってもいい?』って聞くと、ほとんどの場合、『いいよ』って言ってもらえる。そしていつの間にかそれが当たり前になっていた。でも、文字通りひざまずいて、ああいう状況になった。彼女は人生の大きな決断を一瞬でしなければならなかった。ありがたいことに彼女は『イエス』と言ってくれた。良かったよ」

 ちなみに、エドとチェリーが最初に出会ったのは、エドがまだ11歳だった時のこと。いわゆる幼なじみのような関係にある2人は、その後同じ高校へと進学したが、その時はただの友人同士で、2015年に思いがけず再会を果たしたことがきっかけで交際へと発展。それから約2年後の2017年に婚約を発表し、2018年12月に極秘入籍した。昨年9月に第1子となるライラ・アンタークティカが誕生している。(フロントロウ編集部)

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