ビリー・アイリッシュが『007』のプレミアに参加
約15年間にわたりジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグの映画『007』シリーズの卒業作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌を史上最年少で担当したビリー・アイリッシュ。
ダニエルの有終の美を飾るのに相応しいビリーの楽曲「No Time To Die(ノー・タイム・トゥ・ダイ)」は、兄フィニアス・オコネルと共に3日間で書き上げ、レコーディングはバスの寝台で行なったと、以前ビリーがラジオ番組『NewMusic Daily』で明かしていた。
そんなビリーとフィニアスは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に出演こそしていないものの、主題歌を歌うという重要なパートを任されていたため、イギリス・ロンドンで開催された『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のプレミアに参加。
このプレミアは、イギリス王室からチャールズ皇太子とカミラ夫妻、そしてウィリアム王子とキャサリン妃夫妻が参加していることでも話題になり、内部ではキャサリン妃らが出演者と交流。
ビリーはこの時のことを人気トークショー『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演した時に振り返り、キャサリン妃などイギリス王室のメンバーの印象を語った。
ロイヤルファミリーは普通だった
最初の挨拶は「Your Royal Highness」と言わなければならなかったり、女性はカーテシーという膝を曲げて行なう挨拶をする必要があったりと、いくらセレブだからといってもロイヤルファミリーと交流する時は守らなくてはいけないルールがある。そのため、ビリーは事前にそのルールを知らされていたようで「(ルールを守ろうと)努力はしたし、そのつもりでいた」と明かすと、「でも彼らは普通だった。『ああ、怖いな。彼らとは話せない』と感じさせなかった。彼らは褒めてくれて、私にいろいろな質問をしてくれた」と続けた。
そしてキャサリン妃らとビリーは会話が弾んだようで「彼らはとてもフレンドリーで、面白くて優しい人たちだった。文句のつけようがない。素晴らしかった」と、王室メンバーとの貴重な経験を振り返った。
ロイヤルファミリーと言えば格式ばったイメージがあるが、ビリーはそんなことを感じなかったようで、とても楽しく会話が出来たことを明かした。(フロントロウ編集部)