マット・スミスやオリヴィア・クックなどが参加!『House of the Dragon』
2011年から2019年にかけて放送され、一大旋風を巻き起こしたドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の200年前を描くスピンオフドラマ『House of the Dragon(ハウス・オブ・ザ・ドラゴン)』は、ターガリエン家の栄光の時代を描く『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚。
キャストには、マット・スミス、オリヴィア・クック、パディ・コンシダイン、エマ・ダーシー、リス・エヴァンス、スティーヴ・トゥーサントなどが参加している。
そんな『House of the Dragon(ハウス・オブ・ザ・ドラゴン)』は、『ゲーム・オブ・スローンズ』とはどんな部分で異なっているか? 共同ショーランナーを務め、『Dr.HOUSE』や『オルタード・カーボン』などで知られるミゲル・サポチニクがコメントした。
『ゲーム・オブ・スローンズ』と『House of the Dragon』の違いは?
米THRとのインタビューでミゲルは、『House of the Dragon』は『ゲーム・オブ・スローンズ』に敬意を払いつつも、独自のトーンがあることを説明。
Dragons are coming.#HouseoftheDragon begins production in 2021. pic.twitter.com/Bxl763FVdY
— Game of Thrones (@GameOfThrones) December 3, 2020
「『House of the Dragon』には独自のトーンがあり、それは番組の中で進化し、現れてくるだろう。しかしまず、画期的な作品であるオリジナルシリーズに敬意を表し、敬意を払うことはとても重要だ。私たちは、あの番組の肩の上に立っているし、あの番組があったからこそ、私たちはここにいる。だから、私たちがすべき最も重要なことは、あの番組にできるだけ敬意を払い、再開発するのではなく、褒め称えること。私はオリジナルのショーの制作に関わっていたから、それが役に立っていると感じている。『すべてを変えよう!カラーを一新しよう!』と思っているわけではない。いまのカラーは気に入ってるし」
そして、「とはいえ、「『スローンズ』のときはこうだった」とは言っていられない。本作は他のものであり、他のものであるべきだ。別のスタッフ、別の人々、別のトーンです。うまくいけば、他のものとして見てもらえるかもしれない。そして、そうならなければならない。一夜にして実現するものではない。願わくば、ファンの皆さんがそんなものとして楽しんでくださることを願っているよ。オリジナルの番組に近づけるかどうかは運次第だから、とにかく頭を下げて作業を進め、自分たちが作ったものが『ゲーム・オブ・スローンズ』のタイトルにふさわしいものであることを願っている」と付け加えた。
このコメントから、『House of the Dragon』は『ゲーム・オブ・スローンズ』の意思が受け継がれていることは間違いなく、さらに、新しい要素まで楽しめることもわかる。
ドラマ『House of the Dragon(ハウス・オブ・ザ・ドラゴン)』は、HBO Maxで2022年に配信開始予定。(フロントロウ編集部)